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2011年7月

2011年7月28日 (木)

3.11後のトレンドについて 事業継続・内部昇格 ヘッドハンター想う

 3.11の震災後から、弊社への依頼にある特徴的な傾向があるのでご紹介させていただきます。                                                                  
 それは、BCP(Business Continuity Plan、事業継続計画、緊急時企業存続計画)の枠組みで、特に幹部クラスの採用計画についてあらかじめ計画を立てておく、(簡単にいうと人材の目星をつけておく)という動きが活発化しています。このBCPの流れから、有力幹部の退職想定時期から、「その後釜をどうするか」ということで、内部昇格させるのか、外部調達するのか、といったことを真剣に打ち合わせさせていただくことが増えてきました。 
                                                                                        
 サラリーマンとして意識しておくべきポイントは下記の2点かと考えています。
 1点目は、3.11後ということもあり、この時期特に、企業側はサクセッション・プラン(Succession Plan・後継者育成計画)についての意識が非常に高くなっています。                                                                  
 なにが言いたいかというと、この時期に「後継者候補」としてノミネートされていないと、今後の内部昇格は非常に厳しい戦いになるため、より一層のガンバリが重要な時期、ということです。(慌ててがんばってもたかがしれていますが、、、、)  しっかりとした会社では、ある程度の役職以上の方にサクセッション・プランシートとして、「後継候補」として2~3名記入させていたりします。 なんとか食い込んでいたいものです。                                                
 2点目は、「内部昇格はなかなか難しいものだ」と痛感しています。
後継として内部昇格させてしまえば、社内の士気も高まりそうで、採用コストもゼロで済みます。にも関わらず、「外部調達」の意向は非常に強いものがある、とあらためて感じた次第です。
 中には、「絶対に内部昇格させない。そのレベルにあらず」と断言される部門長もいたりします。内部から評価する場合には、全てが見えてしまうため、どうしても厳しめの評価になるのかもしれません。ただ、サラリーマンとしては、内部昇格はしっかりと目指すべきです。 そのためには、まず、「内部昇格したい」と爽やかに意思表示し、それに応えられる努力をしっかりとすべきです。
 意外にも、「俺の部下で、部門長になりたい人はいない」とはっきりおっしゃられる部門長が多いことも付け加えておきます。
 「タラっと給料分ぐらい働くか、、、、」では内部昇格は到底無理で、自然と、リストラリスト入りになる時代です。                              
        
 ご参考になりましたら幸いです。
補足
ヘッドハンターとして人物評価のチェックポイントとして、「内部昇格しているかどうか」はよくチェックします。
内部昇格の可能性がない、ということであれば、転職を考えるのも一手かとも思います。
P.S.
先日、COTTON CLUB(コットンクラブ)にて、ヒラリー・コール氏のJAZZライブを聴いてきました。
なかなかよかったです。
「大変良い案件」が多くきており、うれしい悲鳴です。
既に2012年の採用計画あたりを打ち合わせしている先もあったりします。
現在、書籍化のプロジェクト進行中です。
そこでの打ち合わせの席で、「インタラクティブな書籍づくりも面白しろそう」と話しています。簡単に言うと、兼本に「こんなテーマを聞いてみたい、書いて欲しい」という連絡をすると、兼本が着想を得られたらそれをブログに執筆。 「品質」がよければ磨きをかけて書籍化する、という流れです。             
「読者」としては、聞きたいことが聞けて、もしかしたら書籍化という形になるかもしれない、というおまけもつく、ということです。
なにかしらあれば是非。
*個人アドレスはご存知の方はダイレクトにご連絡くださいませ。
プライベートコンサル始めてます。
週に1件程度、お受けしています。
日程調整は1週間程度余裕をみてくださいませ。
「明日!」というわけにはまいりません。

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2011年7月21日 (木)

私が見た「仕事がデキるエグゼクティブ女性」について ヘッドハンター想う

 「仕事ができるエグゼクティブ女性」と聞いてどんなイメージをされるでしょうか?                                                                                     
                
 もしかしたら         
                                                                        
「男なのか女なのか一見分からないような猛烈な仕事ぶり」、           
「髪を振り乱して仕事に打ち込んでそう」                        
「怒ったら男性上司よりも怖い」                           
「いつもキィーキィーしてそう、、、。」                         
「仕事に一筋で、プライベートは干上がってそう、、、」                
のようなイメージかもしれません。                             
 ただ、私が見た・聞いた・話した、ご活躍されている女性エグゼクティブの方々は、意外にも、「女性らしい」、かつ、「しなやかなコミュニケーション、身のこなし、立ち居振る舞い」の方がほとんどでした。                     
 私が分析するに、これは「性差をしっかり認識し、無理をしない。強みは伸ばし、弱みは無理しない」というスタイルからきているのでは、と考えています。    
 逆に、「男性同様」の働き方を志向している女性の方は、肉体的にも精神的にもマズイ結果になっている方が多いなぁと感じています。           
 「肉体的、精神的にも強い!」と自他ともに認めている方が陥りやすい傾向なので、特に注意が必要かな、と感じています。 
 まとめてみますと、「性差はしっかり認識し、変に無理しない働き方」をすることが持続的にキャリアを伸ばす秘訣といえそうです。
 「がんばりや屋さん」ほど、無理しがちなので、ちょっと意識してみると良いかもしれません。                                      
 ご参考になりましたら幸いです。
補足
「女性らしく、しなやか」でいられるエグゼクティブなポジションにいる女性ですが、彼女たちの「駆け出し」のころの仕事ぶりは、それはもう「壮絶」というすさまじいレベルであることが多いことを付け加えておきます。
 「ひとつ上」に抜け出すためには、それなりの努力が必要ともいえそうです。 
P.S.
今回のテーマは、現在、海外勤務中のMs,I氏からのやりとりから着想を得てまとめてみました。
Iさん、ありがとうございます! そして引き続き、がんばって(楽しんで)くださいませ!!
現在、書籍化のプロジェクト進行中です。
そこでの打ち合わせの席で、「インタラクティブな書籍づくりも面白しろそう」と話しています。                                      
簡単に言うと、兼本に「こんなテーマを聞いてみたい、書いて欲しい」という連絡をすると、兼本が着想を得られたらそれをブログに執筆。 「品質」がよければ磨きをかけて書籍化する、という流れです。                     
 「読者」としては、聞きたいことが聞けて、もしかしたら書籍化という形になるかもしれない、というオマケがつくかも、ということです。
なにかしらあれば是非。
*個人アドレスをご存知の方はダイレクトにご連絡くださいませ。
プライベートコンサル始めてます。
週に1件程度、お受けしています。
日程調整は1週間程度余裕をみてくださいませ。
「明日!」というわけにはまいりません。

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2011年7月19日 (火)

「どうなったら、昇格、昇給するのですか?」 とシンプルに上司に確認しておこう ヘッドハンター想う

 「どうなったら、昇格、昇給するのですか?」
というフレーズは、爽やかに上司に確認しておきたい。                 
 かなり当たり前のフレーズですが、日本人の美意識からくる特有の謙虚さからか、実際に活用している人は少ないのでは、と思います。              
 ただ、これからの厳しい「企業内サバイバル」の状況を鑑みるに、しっかりと確認しておきたい事項です。
 こういったことを告げないばかりに、「君って昇格したいっていう願望あったの?
無いかと思ってたから実力は劣るけど熱意あるA君を昇格させたよ」なんてことになったら目も当てられません。                            
 「言わなくても分かっているだろう」という感覚は危険です。
                                            
 このフレーズを告げることにより、上司・部下の関係にも程よい緊張感が生まれ、個人、チーム、会社にとっても「善の循環」が回りはじめると思います。
 このフレーズを告げるためにも、自身がしっかりとした働き方を日頃からしていることも重要といえ、伝えた瞬間に上司から、「自分の仕事はしっかりできているという自覚はあるのか?」を返されぬようにしていたいものです。          
 別の視点からのメリットしては、このフレーズを活用することにより、
「この会社にいる価値があるのか」といったことも怖いぐらいに判明するようになります。                                         
 というのも既に成長力が鈍化して社員が余り気味の会社では、個人がいくらがんばったところで空きポストがない、という状況だったりします。厳しい現実として、「君がいくらがんばっても昇格の可能性はゼロだよ。 逆に減給の可能性の方が高い」ということであれば、個人が力強くサバイブするためにどういった意思決定、行動をとればいいかが明確になります。                    
 「どうなったら、昇格、昇給するのですか?」                     
このフレーズ、年に1~2度は必須で使いたいフレーズです。
 ご参考になりましたら幸いです。
補足
新入社員は1年間はこのフレーズは使ってはいけません。
まずは「使えるね」という評判が立つまで忍耐です。
このフレーズを使うタイミングも非常に重要です。
最悪のシチュエーションで使ってしまうと、「現時点で君がいらない!」となりかねません。 
「企業内サバイバル」というフレーズ、なんだかハヤリそうなネーミングと感じています。 
P.S.
先日、個室で5歳と4歳のお子様がいる4時間近い夜の会食がありました。 驚くことにそのお子様両名ともにしっかりと静かにしており、「躾の良さ」にびっくりいたしました。 自分が子供の時の想像をすると恥ずかしくなりました、、、。 

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2011年7月14日 (木)

これだけは押さえておきたい! コンサルファームが使うフレームワーク  ヘッドハンター想う

 「コンサルファーム」、「フレームワーク」などというワードが並ぶと、なんだか小難しいなぁ~、と感じられそうですが、ある程度以上稼ぎたい、となると絶対に押さえておく必要があるキーワードです。       
                                                            
 そもそもこのブログを見ている方にあらためて語る必要があるかというとなさそうです。 ただ、部下や知り合いのジュニアな方には必要性はあるかといえそうで、「あるヘッドハンターがこんなこと言っているから、君も意識してみてはどうか」のような使い方でもしていただけたらと思います。  
                                             
 あらためて、「コンサルファームが良く使うフレームワーク」がなぜ重要かといいますと、「いい会社」ほど採用面接の場で、この「フレームワーク」思考ができているかどうかを「ごく自然」に見極めてくるからです。
 まず、「知っているか」だけでも全く違います。
 また、そのフレームワークをビジネスに活かした経験があるかどうかでも「ビジネスパーソンとしてのレベル感」に如実な差が出たりします。     
 
 最低限、これだけは押さえておいたほうがよい、というフレームワークを列記してみます。                                       
・MECE
・ロジックツリー
・3C分析
・SWOT分析
・フェルミ推定
・マーケティングの4P,4C
・ブルーオーシャン戦略
・ロジカルシンキング
・クリティカルシンキング                                   
                                
それぞれについては、各自で勉強しておいてください。
「なにそれ?」となった時点で、ビジネスパーソンとしては、ジ・エンドだと思ってもよいかと思います。                               
                               
 ご参考になりましたら幸いです。                             
                          
P.S.
現在、第2弾となる書籍発刊に関する打ち合わせを関係者としています。
「こんなこと、書いてはどうか?」などのリクエストがあれば私信いただけましたら幸いです。                                       
                                   
Twitterアカウント Kanemotospj  フォロアーが1万人超です。        
 
プライベートコンサル始めてます。
週に1件程度、お受けしています。
日程調整は1週間程度余裕をみてくださいませ。
「明日!」というわけにはまいりません。

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2011年7月11日 (月)

アジリティー、Agilityについて  ヘッドハンター想う

 アジリティー(Agility)という言葉をご存知でしょうか?

 もともとは「敏捷」、「機敏」という意味です。
IT業界でかつてテーマになりかけたキーワードで、変化の激しい経営状況に合わせて、「アジリティー」に情報システムを構築、運用していこう!というように使われていました。 
 このアジリティーですが、ビジネスパーソンとしての日々の活動においても意識してみたいキーワードです。というのも、「仕事のできる人」にお会いするたびに、大小問わず意思決定や行動のふしぶしに、このアジリティーさを感じることができます。逆に、「ザンネン」というタイプに、このアジリティさを感じることはまずありません。 
 特に意識したいのは、このアジリティーさは、自分が納得できるレベルでは不足で、ステークホルダーが「標準」と考えているアジリティーさのレベルに合わせる必要があります。
 転職して早々に新しい組織で、「アイツはとろいね」という評価になる場合、
このアジリティーさの基準値が異なっている場合がよくあります。
 自身のアジリティーさのレベルに満足するだけでなく、組織、相手のアジリティーさのレベルに自身のレベルを上げる、ということが重要です。 
 ハイパフォーマンスな組織になればなるほど、このアジリティーさのレベルは高まる傾向にります。また、そういった組織になればなるほど、アジリティーさのレベルの相違は致命傷になったりします。 関連して、バリバリの創業社長系のアジリティーさは総じて高いレベルにあります。 

 あなたのアジリティーさはどの程度でしょうか? 
今一度、意識してみてもよいかもしれません。
 ご参考になりましたら幸いです。 

P.S.
先日、あるラグジュアリー商品の購入のためにお店に行きましたが、
対応したスタッフのレベルから、「絶対ここでは買わない、この商品購入すら再検討要」という感じになりました。
最前線のセールススタッフの重要さを感じました。

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2011年7月 6日 (水)

○○才で、起業ですかね、、、。 ヘッドハンター想う

 仕事柄お打ち合わせの際に、
「5年後、10年後、20年後、こうなりたい、あーなりたい、夢とか野望とか目標とか、おうかがいさせてください」
と聞かせていただいています。
 その中で、「ムム!」と感じるお答えのひとつに、
「○○歳ごろ、起業、ですかね」という回答があります。
 私が「ムム!」と感じるのは、(お相手によって聞き方は当然替えますが)、「どれくらい、マジなんですか? その起業プランは?」と聞くと急にうろたえ始め、
「いや、まぁ、その、、、、。 できれば、、、。というレベルでしょか、、、。」のようなケースです。
 全く覚悟感がなく、「ただなんとなくノリでイメージしてただけ」といったところでしょうか。
 ゴールがないと、ゴールにも近づけないという、かなり当たり前な原則がある通り、「これぐらいの認識」では起業などできようもありません。
 「起業」という大きな目標だけではなく、日々のビジネスの目標設定、進捗の管理なども、「なんとなくテキトーにやっているのかもしれない」と感じてしまいます。 
 今回の起業ネタに限らず、
「5年後、10年後、20年後、こうなりたい、あーなりたい、夢とか野望とか目標など」をしっかりもっていないと、フラフラしがちな人生になり、「俺の人生っていったい、、、。」となりかねません。
 「現実・現状」 と 「目標」 のギャップを埋めるところに成長があるわけで、「5年後、10年後、20年後、こうなりたい、あーなりたい、夢とか野望とか目標など」はしっかり持っておくべきです。いきなり聞かれてもスラスラと語れるレベルになっておくことが理想です。
 あなたの、
「5年後、10年後、20年後、こうなりたい、あーなりたい、夢とか野望とか目標など」はどのようなものでしょうか?
 今一度、覚悟を決めておくことをお勧めします。 
 ご参考になりましたら幸いです。 
補足
20年ぐらい前までは、「40歳で起業」、というのがひとつの目安でしたが、
最近は遅くとも30才前半~半ばぐらいがよろしいかと感じています。
もう40歳では遅い、という感覚です。
最近は変化が激しすぎるため、中・長期的計画を立てるのも難しいものがあるかと思います。 ただ、だからといって、「全くなし」というのはいただけません。 少なくとも3~5年先の短期目標だけでもしっかり立てておくことをお勧めします。
P.S.
2011年ですが3月の震災を契機に、
「これまで」と「これから」が大きく変わる転機になると思います。
各人なりにこの変化を鋭敏に捉え、対策を打つことをお勧めします。
ブログでもなにかしらの「気づき」が提供できるようにがんばりたいと思います。

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