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2010年12月

2010年12月20日 (月)

面接テクニック 「負け」を作らない回答 ヘッドハンター想う

 面接にも、ある程度のテクニックがあります。

今回は、自信のある方ほど陥りやすい事例と対策を述べています。
 まず、面接においてはさまざまな問答が繰り広げられるわけですが、
基本的には、さまざまな質問の一つ一つにも、「負け」を作らない対応を心がけるべきです。具体的にいえば、簡単に、「知りません」、「分かりません」、「できません」、「やったことがない」など、
ネガティブワードを言い切りの形で使わない、ということです。
 
 小さなネガティブ・イメージは得てして全体の採用可否判断にまで影響を与えることが多いと経験上感じています。
オファーが出ない理由のひとつに、「なんだか、、、、不採用」というものがありますが、
これは、そういった心境の影響を受けている事例かといえます。
 そもそも書類選考を通過して、お互いの時間を割いて面談をしているわけなので、
基本、「落とそう」と思ってくる方はいないといえるでしょう。そういった心的状況の中で、
「やる気が感じられない受け答え」で、よい結果が得られると考えるほうが難しい、というものでしょう。
  
 仕事に自信があったり、マジメな方ほどシンプルに「知りません」、「分かりません」、「できません」、「やったことがない」など、
ネガティブワードを使いがちです。 
「知らないものは知らない、出来ないものは出来ないんだから当たり前だろ」という声も聞こえてきそうですが、
そういった答えは私から言わせればビジネスの世界ではアマチチュアです。ビジネスは他者とのコミュニケーションの連鎖によって成り立たせるものなので、
受け手の心的状況をプラスにもっていけるだけの配慮がなければよい仕事はできません。 
 では、具体的にどのように答ええればいいのでしょうか?
下記のように言い換えてみる、という手があります。
「知りません」
→「知りませんでしたが、すぐにキャッチアップできるようにがんばります」
「分かりません」
→「現状、分からないのですが、すぐにキャッチアップできるようにがんばります。
 似た経験を持っていますのですぐにキャッチアップできると思います。」
「できません」
→「現状、厳しいかもしれませんが、早々にキャッチアップしたいと考えています。
 過去のあの経験が活きるのでは、とも感じています」
「やったことがない」
→「残念ながら経験はないのですが、類似する経験を持っており、活かせるのでは、と感じています。」
 ポイントは、ネガティブな状況を伝えるだけで言い切るのではなく、次につながるような前向きさを伝える、ということです。
そもそも「ぴったりの候補者」が社外に簡単にいるわけではありませんし、このあたりの事情は企業側も分かっています。
この前向きさを伝えることにより、志望意欲の高さまで伝えることができます。
スペック的に十分でも、「なんだか志望意欲が感じられない」ということでチャンスをつかめない方も少なくありません。 
「前向きさ」は非常に重要なキーワードです。
ご参考になりましたら幸いです。
補足
今回の話は面接ではなく、実際のビジネスの現場においても同様のことがいえると思います。 心したいものです。
P.S.
実質、今週が年内稼動最終週となりそうですね。
私もこの月・火・水で12名の方との打ち合わせが入っており、かなりパツパツ気味です。
がんばってまいりましょう!
プライベートコンサル始めてます。(年内は受付終了)
週に1件程度、お受けしています。
日程調整は1週間程度余裕をみてくださいませ。
「明日!」というわけにはまいりません。
③Twitterアカウント kanemotospj

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2010年12月13日 (月)

第2回 こんな男がいたシリーズ 石川貴氏編 ヘッドハンター聴く

 「こんなスゴイ人がいた!」シリーズ第2回目です。

(ここから見始めた方は前回のイントロ部分参照されてくださいませ)

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兼本 目の前にある多くの課題にどのように取り組まれてくたのでしょうか?

石川 まず、シンプルに答えれば、どのようなスケジュール感で課題を解決までもっていくかを真剣に考え、「やり切って」いました。 言葉にしてしまえば簡単ですが、これは結構難しい。 最近は課題を見つけ出すのはうまくても、それを解決まで持っていける人、というのは本当に少ないと感じています。 また、「課題を解決」についてもスケジュール感が重要です。 限られたタイムスパンで解決しなければ、経営者として失格といえるでしょう。 期限を区切ることで、課題の解決策もいろいろなやりようがでてきます。 逆に言えば、期限を切らない課題解決はビジネスにも向きませんし、逆にビジネスパーソンにとって命取りになることもあると思います。 このあたりも一般のビジネスパーソンにも同様のことが言えると思います。 

兼本 人生において大きな意思決定を何度もされていますが、そんな意思決定のタイミングでどんな方の意見を参考にされてきていますか?

石川 そうですね。 基本的には自問自答で意思決定をするタイプです。 ただ、意見を求める時は、肩書、ポジション、地位、業界どうのこうの関係なく、これまで自身が触れ合ってきた中で、「間違いなく本音を言ってくれたと強く心に感じた人」、「ご自身に正直に生きてこられた方」の意見をおうかがいするようにしています。 このあたりの人選の感覚は本能に近いものを感じています。 

兼本 そんな石川さんが日々の仕事で心がけていることはどんなことなのでしょうか?

石川 いつ、誰とにでも同じスタンスでの話し方、話す中身を心がけています。 どんな組織においても、ある程度がんばれば、ある程度のポジションまではいけると思います。 ただ、上にいけばいくほど「人から見られる立場」になります。その時、上司、部下、同僚、社内外の色々な方・・要は、ひとによって「話し方、言葉遣い、接し方」が変わるような奴は、「中身」を見透かされますよ、と申し上げたいと思います。 個人的経験から言えば、これが最高の処世術だと思っています。 

兼本 なるほど。 そのほか、重要だと思われていることは?

石川 「この組織に貢献したい」という強い想いを自分がどれだけもてるか、ということも日々意識しています。 私も若いころは、「仕事っていうのは、自分がどれだけやるかだ」と思っていた時期もありました。 ただ、このレベルだとパフォーマンスはたかが知れています。 重要なのは、自分がどれだけ、この組織に貢献できているか、であり、自分の組織に貢献し、組織からも感謝され、そらに自分も組織に恩返ししたいと思う、というような「善の循環」のようなレベルにまでもっていくことが重要だと思います。 自身の経験からもこの境地に達した時というのは非常に充実感があり、組織のパフォーマンスもピークを維持していたと思います。  

兼本 自身のスタンスを変えず、常に「勝負」をし続けている石川さんを尊敬しますが、正直、疲れないですか?

石川 たしかに、私でもくじけそうになる時もあります。 がんばる、のを辛いと思うこともあります。 できれば、「既によく知った仲」で和気藹々(わきあいあい)とやったほうが楽かな、と思うこともあります。 ただ、自身の性格として、常に「ビジネスでの勝負士」としてありたい、という気持ちがとにかく強い、そのことを自覚しています。 そのため、この「勝負士気質」は生まれついてのものと、もはやあきらめの境地に達しており、これからも「勝負士」として挑み続けると思います。 外から見ると、「けっこう派手に勝負してるな」と見えるかもしれませんが、自身の感覚からすると、「自衛のための戦い」に近いと感じています。 人生、何回でも勝負し続けると思います。 

兼本 今後の石川さんのご活躍の方向性をおうかがいさせてください。

石川 2011年1月14日に現職を辞任予定です。 そのため、「新しい場所での挑戦」を真剣に考えている状況です。 私にご興味があれば兼本さんまでコンタクトを取っていただけましたら幸いです(笑)

兼本 本日はどうもありがとうございました。 

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 いかがでしたでしょうか。 

 何かしらの参考になりましたら幸いです。

補足

「石川さんを囲んでの夕食会」企画中!

石川さんが、若手ビジネスパーソンの方々へ自身のバックグラウンドからいろいろ熱い想いを伝えたい、という意欲をお持ちです。 みっちり双方向型でコミュニケーションとれる会を企画しておりご興味ある方はご連絡くださいませ。 実戦経験豊富な方とのコミュニケーションは非常に有意義なものになると思います。 自分でも言うのもなんですが、こんな会はあまりないと思います。

平日19時ぐらいから中華・円卓での夕食会

主賓    石川貴氏

モデレータ 兼本尚昌

参加者6名 石川さんの希望により、年齢28歳~32歳の方

場所    都内・中華

費用    2万円を予定 

連絡先 

support@strategicpartnersjapan.com

下記項目記入の上、申し込みくださいませ。応募者多数の場合抽選となります。

件名「「石川さんを囲んでの夕食会希望」にて、

・氏名 ・年齢 ・卒業大学 ・勤務先 ・職種 ・メールアドレス ・コメント 

*日程はあらためて決定し、難しくなった場合のキャンセルは可。

日程決定後、参加可能と意思決定した後のキャンセル不可(返金せず)

P.S.

11月5日に予約した携帯電話「ギャラクシー」が12月15日に手に入ることになりました。 結構、待たされました、、、。 ちなみに最新ガジェット好きではありません。

マニュアル車しか購入しなかった父が誕生日ということで、プリウスを購入していました。 知らぬ間に周囲のエコ化が進んでいてビックリしました。

 

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2010年12月 9日 (木)

こんな男がいた! 創業でもなく、2代目でもなく41歳で上場企業社長2回経験! 石川貴さん編 ヘッドハンター聴く

 長いことブログを書いてきましたが、少々、趣向を変えたテーマを単発で実施してみます。評判がよければシリーズ化も検討しますのでご意見いただけましたら幸いです。

 実施するテーマは「こんなスゴイ人がいた!」です。ヒアリングさせていただいた内容から、何かしらみなさんの参考になるヒントが提供できればと考えています。 

 今回の「こんなスゴイ人」は、「石川 貴(いしかわ きよし)」さんです。 石川さんは、41歳にして、創業社長でも2代目社長でもなく、上場企業の「代表取締役」の経験が2回もある方です。そのうちの1回は36歳の時に「社員」からの内部昇格という、これまた極めてレアな経験の持ち主です。 さらにご経歴でも、伝統的日本の大企業、外資系企業、日系中堅企業、オーナー系企業とご経験された会社の遍歴も「鮮やか」です。 

 

 このたびの石川さんのインタビューは12月初旬に都内某所のラウンジで数時間にかけて兼本が実施させていただきました。 以下、敬称略とします。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

兼本 将来的に、「経営者になりたい」という野望をお持ちの方との接点が多い私なのですが、石川さんはご自身の強烈な努力により、若くして、「経営者」の座を勝ち取られてきたわけですが、実際、「経営者」になられた後に、「経営者になる前にしておけばよかったなぁ~」と感じていることはどんなことでしょうか? 私もそういった質問をよく受けるもので、、、。」

石川 「経営者」にはビジネスパーソンとして優秀なのはもちろんですが、それ以上に重要なのは、「人格者であらねばと思い続けること」と感じています。 人格・人望が伴っていなければ、どれだけ、教科書的に正しい、理論的に正しい、ということでも人はついてきません。 実は私も本当にまだまだで、今も修行中の身なのですが。  

プラスして言えば何かひとつ、学問的な支えでもあればよかったかな、と感じてはいます。 

 別のお話しをすれば、何かしら現状に閉塞感を感じているなら、「まずは転職してみなさい」とお薦めしたいと思います。 この本意は、1人のビジネスパーソンとして転職活動するということは、ゼロベースで勝負をかけるということです。 新しい環境で、新しい仲間を作り、新しい信頼関係を作り、地に足つけてパフォーマンスを上げていく過程の中で、仕事の大切さ、取り組み方が非常に学べると思います。 失敗する可能性も多いにありますが、そういった、「勝負」の場を踏まない、もしくは経験の少ない人が、いわゆる落下傘で組織のトップにたっていい仕事ができるとは思えません。 実際、私も結果的に転職回数が多くなりましたが、それぞれの経験が常に現職でプラスの効果を発揮していると実感しています。 

兼本 石川さんからみて、MBAについてはどう思われますか? これも結構よく聞かれる質問なのです。 

石川 やはりリアルなビジネスの世界で「力」を発揮するのは、「経営者としての心構え」、「心」、「覚悟」だと思います。 そういったものを学ぶ環境としては、「目の前の仕事の環境が最高のケーススタディーの場」と考えています。 まずはここに全力で打ち込むことが重要です。 質問の答えですが、若い時に行きたい、ということであれば、行けば、という答えになるでしょうか。 その際もう一言付け加えるでしょうね。ビジネス現場に復帰する際の「自分の自信と自分の実力への人の評価」のギャップに葛藤することは十分覚悟しておくようにね、と。 

兼本 石川さんは「素晴らしいチャンス」(上場企業の社長2回)を獲得されているわけですが、その秘訣はなんだったのでしょうか? そうしたい、という方は多いのですが、実際にそれを実現されている方はなかなか見当たりません。

石川 ずばり言うと、「日々仕事の現場において感性を研ぎ澄ませておいた」ということになります。 「感性」と言うと少々分かりにくいですが、具体的に言うと、日々のさまざまな仕事の中でも、「勝負どころ」のポイントがあるわけです。 この勝負どころのポイントは絶対に外さず徹底的にやりこんだ、ということです。 また、ピリピリした感性を研ぎ澄ませておくと、この「勝負どころ」の感覚の精度も向上してくるようになり、「勝負する時」も外さないようになります。 勝負すべき時に、徹底的に勝負してきた、ともいえると思います。 他の方はこのあたりの感覚が甘い方が多く、損をしていると思います。 

 では、勝負強くなるためにはどうすべきか、というと、やはり「他流試合」を多くすることをお薦めします。 自分の勝手知ったフィールドでいくら強くても、それは所詮、そこでしか通用しないものです。 現職において、そういったビジネスでの勝負ごとが多ければそれはそれで良いですが、もし、ない、ということであれば、職場を替えるということもアリかと思います。 

兼本 上場企業の社長を2社ご経験されてきたわけですが、その経験から得られたものはどんなものなのでしょうか?

石川 そうですね。「上場企業の社長」と言っても、求められる役割が都度異なってきます。 具体的に言えば、「場」と「メンバー」と「タイミング」などで求められる役割が異なってきます。 まず、求められる役割をキッチリ認識することが重要。 ここを間違えてしまうと、「なんだか、違うよね」ということでよいパフォーマンスを自分も組織も発揮できません。 それを踏まえた上で一定のタイムスパンの中で優先順位をつけ行動することが重要と考えています。 これは社長に限らず、全サラリーマン共通のポイントかと思います。かなりビジネスパーソンとしては、基礎基本のことですが、本当に大切なんだというこを実感しています。

(前段、ここまで) 週明けに後段掲載予定です。 

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(ご案内)

石川さんに興味ある、と言う方は下記までコンタクトくださいませ。

support@strategicpartnersjapan.com

「石川さんを囲んでの夕食会」企画中!

石川さんが、若手ビジネスパーソンの方々へ自身のバックグラウンドからいろいろ熱い想いを伝えたい、という意欲をお持ちです。 みっちり双方向型でコミュニケーションとれる会を企画しておりご興味ある方はご連絡くださいませ。 実戦経験豊富な方とのコミュニケーションは非常に有意義なものになると思います。 自分でも言うのもなんですが、こんな会はあまりないと思います。

平日19時ぐらいから中華・円卓での夕食会(年末か年始か)

主賓    石川貴氏

モデレータ 兼本尚昌

参加者6名 石川さんの希望により、年齢28歳~32歳の方

場所    都内・中華

費用    2万円を予定 

連絡先 

support@strategicpartnersjapan.com

下記項目記入の上、申し込みくださいませ。応募者多数の場合抽選となります。

・氏名 ・年齢 ・卒業大学 ・勤務先 ・職種 ・メールアドレス ・コメント 

*日程はあらためて決定し、難しくなった場合のキャンセルは可。

日程決定後、参加可能と意思決定した後のキャンセル不可(返金せず)

P.S.
先週末、湯河原の茶会の運営のお手伝いをしてまいりました。
土・日ともに夕食を外食しましたが、お客の入りはキビシそうな印象を受けました。
静かに過ごしたい、という方にはぴったりかもしれません。 
最近、選考において、日本人と外国人の方で争うというケースがめっきり増えてきました。「人物的な押しの強さ、アグレッシブさ、エネルギッシュさ」において、日本人の方が苦杯をなめることが多く、「前向きさのお伝え」については重々、プッシュしていかないといけない、と感じています。
変な話ですが、外国人の方の場合(国、地域、個人によりさまざまではありますが)「できないこと」も「できます!」と言うケースが多いため、
このあたりの見極めは注意するようにしています。
最近のプライベートコンサルで興味深い使われ方がございました。
それは、「自分はこのようなキャリアの選択をしていきたいが、どう思うか?」という、セカンドオピニオンを求めるものでした。
他のヘッドハンターとのお付き合いもある方でしたので、さらにうれしかったです。
プライベートコンサル始めてます。
週に1件程度、お受けしています。
日程調整は1週間程度余裕をみてくださいませ。
「明日!」というわけにはまいりません。
Twitterアカウント kanemotospj

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