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2010年3月

2010年3月30日 (火)

外資系企業だと人間関係がドライなのか? ヘッドハンター想う

 ざっくりした「外資系企業」のイメージとして、「ドライで合理的」というイメージがあるように思う。特に、超コテコテ伝統的日系大企業に勤務している場合、その現状の「悲惨さ」から「ある種の憧れ」の作用も手伝い、そのイメージが増幅しているような印象を受けます。

 数多くの「実際の職場」を見聞きしている経験から言うと、そのイメージはある面では正しいと思います。ただ、すべからずそうなのか、というとそうでもなく、むしろ逆の作用の方が大きいのでは、と感じることも多いです。
 むしろ、この「逆の作用」の部分に注意して臨まないと、不意に足元をすくわれかねないといえ、注意が必要と考えています。特に「初めての外資系企業勤務」でつまずく大きな要因になっているとも考えており、今回は特にこの点について述べてみます。 
 まず、典型的日系企業と外資系企業の大きな差のひとつとして、「現場部門長、上司がもつ人事権の有無、強さ」が上げられます。具体的に言えば、日系企業の場合、上司や部門長から、「お前はクビだ!」と言われても正直たいしたことはありませんが、
外資系企業の場合ですと実際にクビが飛んだりします。
 
 これは外資系企業の方が、昇給・昇格・評価の権限が現場部門長・上司に大きく委譲されているためです。「良くも悪くも上司次第」といったところがあります。いわば、「生殺与奪の権」を上司がしっかりもっているということです。そのため、「外資だから自分の仕事だけきっちりやって後はドライに~」なんていう行動スタイルを取っていると、
「気に食わない」→「いらない」という判断になることもありえるわけで特に注意が必要です。現実的には、「外資の方が、日系よりウェット」ということがありえるわけです。
 上司、部下の関係も、日系企業の場合は、イメージとして「先輩・後輩の関係」ですが、外資系企業の場合は、「リーダー・フォロアーの関係」、もしくは、「指揮官と兵隊」の関係ともいえます。軍隊の指揮官は拳銃を携行しており、部隊の部下が命令に背く場合は、射殺もできるほどの強い権限をもっています。 上司・部下の関係性のイメージも日系と外資系企業ではこれぐらいの差がありますので、この差を意識しない「振る舞い」は極めてキケンだといえることが自明かと思います。 この感覚を認識、意識できない方が多いことに若干危惧もしています。 
 郷に入っては郷に従え、ということわざがある通り、「その場」に流れる文化的背景までしっかり踏まえた上での「振舞い」がキャリア・サバイバビリティーを高めるといえます。 
ご参考になりましたら幸いです。 
P.S.
極端な例ですが、日系企業で最後に社長になった人の回顧談に、「数回左遷されたけど、最後には社長になった」という例が少なくありませんが、外資系企業では(特に外資系日本法人)では「現実的に起こりにくい」事例といえます。
海外の事例でも(最近では日本でも起こっていますが)、上司が移れば、下の部下が後からついていく、というスタイルは、部下としては、自分のことを評価してくれるボスについていく、という単純な話しだったりするわけです。 部下も上司を選んでいるわけです。
新社会人の方へ
4月から新しいスタートを切られますが、気合いを入れてがんばってください。
また、最初から、輝かしいスタートダッシュを決める同期もいるかもしれませんが、
どうか浮き足だたず、着実に成長してください。
意外に、「華々しいスタートダッシュを決める人」というのは、その後、続かなかったりします。
焦らず、着実に!
4月から個人的にお茶のお稽古を月2回始めることにしました。 
裏千家です。 
先日、大学生と一緒にヨットをやってきました。
まだまだ十分、イケルことが分かりうれしく思っています。

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2010年3月25日 (木)

5年後、10年後どうなりたいか考えてみよう ヘッドハンター想う 

 ヘッドハンターとして数多くの打ち合わせをしています。
打ち合わせの際にはいろいろな質問をさせていただいているのですが、最近、特に相手の心に刺さるというか、多くの気づきが与えられている質問があります。
 それは、
「5年後、10年後にこうしたい、あーしたい、夢や目標や野望など聞かせてください」です。
 現業に追われて「5年後、10年後のなりたい自分」を考えることなく日々を過ごしている方は非常に多いと感じています。 ヘッドハンターとしてコメントすれば、こういったマインドは非常に危険だと考えています。
 ビジネスパーソンとして、目標と現状のギャップを埋めるところに成長があるわけで、
この目標部分が欠如していては、成長のしようがありません。30年前なららこういったスタンスでも、「ギリギリ逃げとおせた」かもしれませんが、現状では全く不可能な時代になっています。 
 私の経験的にも、仕事で成功しているビジネスパーソンの多くは、適切に「5年後、10年後のなりたい自分」を設定し、現状と目標とのギャップに埋める努力を怠っていません。 逆に、「普通、もしくは普通以下」の方の場合は、時代に流されっぱなしの生き方をされているような印象です。 
 「5年後、10年後のなりたい自分」をしっかりイメージできていれば、
「今、この仕事をやるべきか」
「この会社に留まるべきか、転職すべきか」
「サラリーマンでいるか、起業すべきか」
などのさまざまな意思決定がより明確にできたりします。
 「迷う」のほとんどは、この「目標」がない、あっても不明瞭、覚悟ができていない、に起因しています。
 最近は、「会社」の信頼性がかつてないほど揺らいでいます。
その影響を受けているのか、上記の質問をすると、
「5年後、10年後に起業ですかね」と答える方が増えてきている印象です。
ここで私が、
「そうですか。 起業ですか。 その起業ですが、どれくらいの覚悟なのですか?」と聞くと、多くの方が、「まぁ、できれば、、、というイメージですが、、、、」となります。
 起業を実際に果たしている方も多くみてきた私の経験から言えば、この程度の「想い」ではおおよそ成功はおぼつかないでしょう。 おそらく5年後、10年後になった時点では「起業できないから、サラリーマンでもするか」となり、さらに数年後には、会社からも「いらないんですけど、、、」と言われる可能性が高いと感じています。
翻ってサラリーマンとして活躍する場合でも、「これぐらいがんばる!」という強い覚悟がなければ達成もおぼつかないと考えています。
 現状に流されてばかりいては、「その時の実力でしか選択できないこと」ばかりになり、決して、「自分がしたい選択」はできないでしょう。 
転職にしても、転職できる会社ばかり選んでいると、右肩下がりの人生になると強く考えています。 
 
 時代の変化は激しすぎ、
「5年後、10年後のなりたい自分」をしっかりイメージできていたとしても、直近の「具体的な選択、働き方」は非常に難しい時代になってきています。
だからこそ、今一度、
「5年後、10年後のなりたい自分」をしっかりイメージしておくことが重要だと考えています。そうすることでかなりの「迷い」は解消でき、意思決定において迷わなくなると思います。
新年度迎える今の時期に考えておくことは非常に有意義かと思います。
ご参考になりましたら幸いです。
P.S.
男性向け月刊誌「GQ」ですが、今月号は個人的にかなりお勧めです。
特にお勧めのページは、「新しい産業へようこそ」と「不況しらずの若き企業家たち」です。 
GQに掲載されることを目標にビジネスがんばってみるのもよいかもしれません。
個人的には非常に良い刺激をいただきました。
ベランダにおく小さな桜を購入いたしました。
フッと目を離すと、モズという鳥がチュウチュウと蜜を吸っていてびっくりしました。 
やさしくお引取り願いました。
MyNewsJapan というインターネットメディアがあります。
骨太な記事を書いていまして、ビジネスパーソンとしてもキャリア選択において参考になる情報が多いと感じています。 
一流企業にご勤務の方でこちらの編集者の取材を受けてみたい、という方がおられましたら私信ください。
アレンジします。
取材を受ける中で、また違った視点を知ることができ有意義かと感じています。 
郵便局に出向いたら、新しい生活を始めるために、新規通帳申し込みの方が多く混みあっていました。
新社会人の方は4月からがんばってください。
ひとつアドバイスとしては、
3ヶ月はいっさい不平不満言わず、全部、Yesで動いてみてください。
世の中、完璧な企業はありません。また、新人が気づく問題点は先輩社員なら既に百も承知です。
それが解決できてない、ということは、「分かっているけど解決困難」なことですので、新人がうっかり首を突っ込むと大変なことになります。
転職の際も仕事のできる人ほど陥りやすい事例なのでよくよく注意が必要です。 
プラスして、挨拶徹底で。
小さい話しですが、「アイツの挨拶はいいねぇ~」ということで、その小さな差がゆくゆく大きな差となったりします。
「仕事のクオリティー」で差をつけたいのは分かりますが、まずは挨拶がしっかりできた上での話しです。 
Twitterはじめてます。 修行中
Twitterアカウント kanemotospj
私のコンセプトとして、Twitterでは「マイルドなつぶやき」として、ブログで、「辛いつぶやき」をしようかと考えています。

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2010年3月15日 (月)

「小型化」の時代来る? ヘッドハンター想う

 先日、恐竜の絶滅した理由に一定の結論が出ましたが、まさにユカタン半島に落下した隕石並みの変化はビジネスの世界にも起きています。「恐竜」の図体でこの変化に適応するには非常に厳しいのではないかと思います。

 さまざまな情勢・環境・テクノロジーの変化により、「大」よりも「小」が勝ちやすい環境になってきています。
 このことは聡明な方であれば既知の事実になっていますが、ヘッドハンターとして多くのビジネスパーソンにお会いしている経験から、「分かってない方多いなぁ」とも感じています。
 考えてもみれば、20年前にオフィス機能(電話・FAX・コピー機・インターネット環境などなど)を持とうとしても莫大なコストがかかりビジネスするなら会社組織にいた方がメリット大な時代でしたが、現在は個人でも追加数万円の投資額で立派なオフィス機能がもてたりします。 
 ビジネスをするための器(うつわ)のコスト構造が劇的に変化してきているのに、ビジネスのやり方、考え方、働き方を変えない、では勝てるビジネスも勝てません。
 車の世界で例えてみれば、昔は蒸気機関でしたが、エンジンになり、電気になり、水素にまでなりそうな時代です。 いったい、何年式の車に乗って走るの?ということです。 車を企業に替えてみると分かりやすいかもしれません。
 一昔前は、「規模は力なり」という側面は非常に強かったといえます。
しかし、現在は、規模よりもコスト構造(効率性)で勝負がつきやすくなってきたと考えています。恐竜が環境に適応するために自身を変化させるのが早いのか、小回りの効くネズミが勢力を広げるのが早いのかどちらでしょうか?
 自分自身の体質改善は非常に難しいものがある、というのが個人的な感想です。世の中の変化を注意深く見守り、適時適切な意思決定・行動が個人のサバイバビリティーを高めると考えています。
 「この仕事で、こんなにもらっていいのかぁ~」という素敵な感想を密かに満喫できる時代は既に過ぎ去っており、油断すればすぐに機敏なライバルに奪われてしまう時代です。
 企業経営においてもコンパクトさを徹底的に意識しなければならない時代です。 
このような状況だからこそ、ビジネスパーソンにとっては、「とどまっていること」さえ難しい時代です。危機意識をもち、自身の目標と現実のギャップをしっかり埋めていく活動に成功の源があると考えています。
がんばってまいりましょう。
ご参考になりましたら幸いです。 
P.S.
うれしい知らせがありました。
以前、私の著書「プロ・ヘッドハンターが教える仕事ができる人のひとつ上の働き方の書評を書かれていたアルファ・ブロガーのsmooth氏が、
「2010年新社会人向けオススメ本10冊」として拙著を紹介されてます。
http://smoothfoxxx.livedoor.biz/archives/51797040.html
この年末年始あたりから就活生やこの春から社会人になる方、若手ビジネスパーソンの方々からコンタクトが増えてきていたので、拙著の「予期せぬマーケット」に少々驚きながらうれしく思っています。
ちなみにsmooth氏とは面識はありません。
辛口の予測をひとつしておきたいと思います。
兼本予測 「トヨタ自動車は2015年までに大胆な人事上のリストラを実施する」
今回のブログの内容と関連するのですが、現在のコスト構造がそのまま維持できるとは考えていません。
特に、「人件費」の部分においては、「企業の存続に影響するほどのインパクト」をもっていると考えています。 
仕事上、自動車会社各社からのビジネスパーソンからご相談を受けることが多いのですが、トヨタ自動車からの相談件数は圧倒的に少ない状況です。 
「良い会社なのか」、「危機感無いのか」は数年以内に明らかになると思います。 
個人的には「製造業の雄」として応援したい気持ちでいっぱいですので、なんとかがんばってもらいたいと考えています。 
海外では、「マイカーで朝5時出社、午後3時退社」のようなエグゼクティブは珍しくありません。
マイカー出勤でなくとも、これぐらい強烈な働き方のライフスタイルが日本でも増えればなぁ~と感じています。 
個性ある働き方がもっとあって良いかと思います。 なぜ、こんなに一律気味なのでしょうか、、、。
ひとつだけいえるのは、通勤電車で会社に着く頃にはぐったり、という働き方では良いパフォーマンスが上がりません。
Twitterはじめてます。 修行中
Twitterアカウント kanemotospj

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2010年3月10日 (水)

企業数の減少が意味するところ Ⅱ ヘッドハンター想う

 本日の日経朝刊一面の記事、「有力外資 相次ぎ日本撤退」をみて急遽、コメント追加します。
 実はひとつ前のブログは昨夜仕上げており、本日早朝にアップし終わったところで日経新聞を読み、タイミングの良さに驚いています。 
 企業数減少の一因である外資系企業の日本撤退ですが、この流れも加速してきており危機感を感じています。外資撤退の理由はさまざまありますが、ビジネスパーソンとして留意しておいたほうが良いポイントを述べてみます。
①「日本市場はアジアのマーケティング機能の主要拠点として重要だ」という言葉がでたら気をつけましょう。
 この言葉の裏には、「日本市場が販売先、売り先としての価値はなくなった」ということを意味しています。
 近いうちに日本法人は縮小の流れとなるでしょう。
 いずれ、マーケティング機能そのものも不要になります。
 「研究開発拠点」も極めて類似性が高いといえます。
②営業スタイルが直販よりも代理店営業の比重が高い。 
 いずれ、日本法人不要論がでてきます。
 顧客に触れることができない組織は存在理由を説明しづらくなります。
 このあたりの解決策はひとつ持っていますので、経営層の方でご興味ある方はコンタクトいただけましたら幸いです。 
 また、キャリアマーケットにおけるビジネスパーソンとしてのバリューもざっくり言えば、
 直販営業 > 代理店営業 です。
 
 外資系企業で代理店営業(パートナー営業)で勤務していてリストラされた場合の「次のステップ」は非常に描きづらいものです。
 なぜなら、リストラされたということはあなたの勤務先だけでなく業界そのものに成長力がなくなっているケースが多く、あなたを受け入れてくれる企業はないからです。
 プラスして述べれば、直販営業の中でも、
 新規開拓営業 > 既存顧客管理営業 です。
 ゼロから1を生み出せるビジネスパーソンのバリューが高まっています。
 これだけ既存ビジネスが縮小傾向にあるなかで、「既存」しか出来ない方のバリューは上がるはずもありません。 
 
③「最近、幹部層が海外から派遣されてくるケースが多いなぁ」となったら極めてキケンです。 
 海外親会社からみて、日本法人が信用されてない証拠です。 
 
 下記のような負のスパイラルに入ったら完全に終わりです。
 日本法人の業績不振
      ↓
 海外から外国人がくる
      ↓
 良くも悪くも、この外国人の方が日本市場、日本人のことを理解していなくて、会社、顧客ともに混乱
      ↓
 さらに日本法人の業績悪化続く
      ↓
 日本ダメだ、インド、中国シフトだな、となる。
 上記のスパイラルは、「海外親会社、他のアジア諸国の売上・利益アップ、日本だけマイナス」となるとますます加速してしまいます。
ご参考になりましたら幸いです。
P.S.
「外資参入指数」 =「外資参入数 - 外資撤退数」なるものを作ってもいいかもしれません。 私の経験から言えば、2008年あたりからマイナス傾向です。 

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企業数の減少が意味するところとは ヘッドハンター想う

 しっかりと昨今の経済情勢をウォッチしている方ならご存知かと思いますが、そこそこの規模感のある企業の数が減少傾向となっています。
競合関係にある企業同士がいっしょになったり、
商流の縦軸どうしが一緒になったり、
親会社が子会社を吸収したり、
単独で倒産したりと、
 現実問題として企業数は減り続けてきています。 
私見としては残念ながらこのトレンドはしばらく続く(もしかしたら終わりがない?)と思われ、さらに残念なのは好転の兆しも見えにくい、というところでしょうか。
 企業数が減る恐ろしさは、それに付随してポジション・雇用もなくなるということです。
1つの会社に、二人の営業、人事、財務、総務などなどの責任者はいらない、ということです。また、重複する業務を二人でやる必要もない、ということです。
 こういったトレンドの中、ビジネスパーソンとして重要なのは、常に「ひとつ抜けておく」努力を惜しまず、意思決定し行動に移すことです。
 「ゆるく情勢の変化に応じて」では生ぬるく、「生き抜いていくためにしっかりと自分の軸を定め、追及していく」という姿勢でなければ漂流してしまうと考えています。
 自分の働く業界、企業に絶対の自信があったとしても油断は禁物です。
「もしも、今日付けで退職になったら?」と常に想定し、シュミレーションしておくことが重要です。できればオファーレターの1~2枚は常に持っておきたいものです。
 企業数が減り続けていることから、どのようなことがキャリア・マーケットに起こっているかというと、非常に優秀な人材が豊富に「調達」できる状態になってきています。
 「事業寄り」の職種に携わっている方は自身の強みが他者との差別化のポイントになっていたりするため、サバイバビリティーは若干高め維持の状況です。
 逆に、「コーポレート寄り」の職種の方は、そもそもの企業数の減少を受けポジション数が激減している上に候補者の数が多いため、いわゆる「需給ギャップ」が生じており、「職の確保」すら厳しい展開になってきています。 そして、残念ながらこの傾向はますます強くなると予測しています。 
 企業数の減少は新聞紙面上のお話しだけではなく、我々ビジネスシーンにも多大な影響を与えています。
抜かりなく、思考し、行動したいものです。
ご参考になりましたら幸いです。
P,S,
先日は寒い、寒いと思っていたら、最後は雪まで降ってしまいましたね。
寒いのは苦手ですので早く暖かくなることを祈っております。
 キャリアの構築は非常に難しくなってきたと実感しています。
これまでの成功事例がなかなか使いづらい時代に入ったと感じています。
 どうも、頭の良い方ほど、過去の成功事例から将来の解答を得ようとする傾向があると感じています。
 これまではその方法が有効な時代でしたが、これからは「先読み」の能力がより重要になってくると感じています。
 極論すれば過去の成功事例を参照した選択・意思決定は、「右肩下がり」の選択になる可能性が高いと感じています。
 もはや、最近の他人の成功事例ですら、適用が難しくなってきていると感じています。自分の頭で考えることが非常に重要になってきています。
Twitterを集中して使いこんでみました。
いろいろな傾向を知ることができ、今後に活かしたいと思います。
自分が50・60歳になっても、新しく出てきたテクノロジーには果敢に挑戦すべき、と感じいった次第です。
それにしても、すごい時代になったと思います。
いろいろありますが、一介の個人でもやろうと思えば一国の首相や企業経営者にメッセージを送れるわけです。
(読まれるかは別問題ですが、、、、。ただ、数年前では考えられなかったことです)
この変化に、旧型のままの組織がサバイブできるとは思えません。
すごい変化が訪れてくるでしょう。
個人としては激震に備え、次なる変化を積極的に活かしましょう。
バブルもうまく使いこなすか、飲み込まれるかでその差は大きく違ってきます。
せっかくなので、使いこなしましょう!
非核3原則の密約がどうの、と騒いでいます。
それでは、「これから非核3原則をきっちり運用させます」という決意と覚悟があるのでしょうか、、、。
このあたりが微妙な点が解せないところです。 
「落としどころ」がない政治っていったい、、、、と嘆いています。
日に日に、「日本、何とかしなければ」というお声を聞くことが増えてきました。
私も同感です。
スリムで効率的で無駄のない国づくりをしていかないと極めて危険だと危機意識を持っています。

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2010年3月 8日 (月)

入れ替わりが激しい会社について ヘッドハンター想う

 「入れ替わりが激しい会社」と聞いてどのような印象をもつでしょうか?
多くの人は、「雇用の確保が難しい会社」、「腰を落ち着けて安心して働けない」、というようなネガティブな印象を持たれることかと思います。
 私も素直にそう思います。
 ただ、まったく「ネガティブ」かと言えばそうでもないと感じています。
その根拠は、「人の入れ替わりが激しい」ということは、上司がいなくなる可能性も高いといえ、場合によっては本人の実績・実力以上に昇格のチャンスをつかめる能性があるからです。
 同じ会社、部署の中で昇格する難しさはビジネスパーソンならよく分かるかと思います。特に、「部下なし」から「部下あり」へ昇格する場合は、本人の実力以外にも複雑な「思惑」もからんでいたりして一筋縄ではいかないものです。
 一流企業の有望部署となればライバルも多くまた、甲乙つけがたい優秀さのため複雑さはさらに増します。 「人の入れ替わりが激しい企業」であれば、意図せず上司がいなくなる可能性が高いといえ、昇格のチャンスが増えるという意味で「おいしい」一面もあると考えています。
 実際、人の入れ替わりの激しい企業」で
「部下なし、部下ありの壁」、
「部長か、そうでないかの壁」、
「事業部長か、そうでないかの壁」、
「社長か、そうでないかの壁」
をうまく乗り超えられてきた方が、ビジネスでうまくのし上がられている方が少なくないと感じています。
 「ものは考えよう」に通じるところがあるかもしれません。 また、自身のおかれた環境をうまく活かす、という視点も重要かな、と考えています。 嘆いていてはせっかくのチャンスもつかめません。 思いっきり、自身の成長のために、「会社を使い倒す」という発想もアリかもしれません。 
 ご参考になりましたら幸いです。
P.S.
「入れ替わりが激しい企業」で、上司がせっかく辞めても後釜が外部から来るようなところはあまり長居しないほうがよいかと感じています。 
また、「上司抜けた時」に昇格が検討されるだけ、常日頃から仕事に打ち込んでおくことが重要ともいえそうです。
せっかくのチャンスを活かすも殺すもあなた次第だったりします。
「上司抜けても昇格打診されない」ということは、それなりの評価しか受けていない、の表れだったりします。
「部下なし・部下ありの壁」はできるだけ早く超えることをお勧めします。
例えば、
「超花形部署だが、部下ありになるタイミングは遅そうなポジション」と、
「花形部署ではないが、部下ありになるタイミングが早そうなポジション」のどちらが良いかの二者選択ですが、あながち花形部署に軍配が上がるかといえば、そうとは言い切れません。
 特に転職時に、「部下ありかなしか」はポジションに大きな影響を与えます。
30、40才過ぎて部下なし、ですと、極めて厳しい状況になることが強く予測されます。
特に一流企業と思われている企業ご勤務のビジネスパーソンにその傾向が出やすいので注意が必要です。 
先日、映画「ハート・ロッカー」http://hurtlocker.jp/を観ました。
完全にミリタリーものですが、おおよそ女性が30~35%いたのに少々、驚きました。
おそらく、男性に連れられ、というのが真相かと思いますが、、、、。
戦場にいる感覚でビジネスに打ち込めば、パフォーマンス上がること間違いなし、と思います。
戦場とビジネス・フィールドは違う、と思われている方はいるかもしれませんが、ミッション必達というポイントは基本的には似ていると思います。
ビジネス・フィールドの方が直接的に命が失われない、というところは唯一の救いです。 
次は、「グリーン・ゾーン」http://green-zone.jp/を観ようと思います。

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2010年3月 3日 (水)

人の見極め方 新人を一瞬に見抜く法 ヘッドハンター想う 

 厳しく新人くんを鍛え上げることで有名な企業のリーダーから聞いた話です。
「どれくらいできそうか?」を単純に判断する方法で下記の依頼をするそうです。 
「この郵便物をすぐにポストに投函してきて」と。
あなたはどのような対応をするでしょうか?
まだ新しいオフィスに来てオフィス周辺の土地勘が全く分からない状態をイメージしてみて、答えてみてください。
良い対応状況ごとに記載しています。
Sクラス
「ハイ、分かりました」とひとつ返事で依頼を受け、その場を去る。
そして本人はアシスタントの方にポストの場所を聞き、投函を完了する。
その後、投函完了報告を入れてくる。 
ポイント
1、指示に対して即実行。
2、上席者に対して、「最寄のポストの場所はどこですか」などと無用な手間をかけさせない、ということです。
Aクラス

「ハイ、分かりました」とひとつ返事で依頼を受け、「最寄のポストはどこですか?」と聞いてくる。
その後、投函完了報告を入れてくる。 
ポイント
1、指示に対して即実行できる点は評価できる。 
Bクラス以下
「ハイ、分かりました。 で、なんで僕なんですか。 私の仕事じゃないと思いますけど」
「私の仕事ではないのでイヤです」
「そもそも郵便でおくる必要性があるんでしょうか? ファイルにしてメールで送ればいいのではないでしょうか?」

ポイント
1、何をかいわんや、でしょう。
 いかがでしたでしょうか?
 このケースの怖いところは、たかが郵便物の投函、という話しだけでは終わらないところです。
 この対応いかんによって、配属される部署、プロジェクトまで大きな影響を受けてしまう、ということです。
 最初の差は、のちのち大きな差となってくるところが本当に、「怖い」ところです。 
 人生、こういう小さなところの差で、ほとんど決まってきます
 郵便物の話しにしてみましが、この「郵便物」の部分をあなたの仕事に関連する言葉に入れ替えてみてください。 
どのような対応を取られているか、今一度振り返ってみることをお勧めします。
 ご参考になりましたら幸いです。
P.S.
やっとTwitterが復旧です。 「つぶやきメモ」がたまってきています。 ブログにするにはちょっと、、、という内容でも外部に意見が発信できる点が良いですね。
外見に似合わず、花粉症です。 本日は、本当にキツイです。
この経済環境に関わらず、「一流系の立地とビル」に移転されたオフィス何社かに挨拶に行ってまいりました。 やはり、「良いオーラ」が漂っており、いいものですね。 社格や社員のレベルもあがったようにみえます。 良い物件にまだ空きがあるようなので、移転を検討されるには良い時期かもしれません。 

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2010年3月 1日 (月)

転職すべきかどうかは、オファーレターとってから考えるべし ヘッドハンター想う

 業務上、いろいろなアドバイスをさせていただいています。
 その中でよくお話しさせていただいているアドバイスの内容と、その背景や真意についてひとつ述べてみます。
 今回は、「オファーレターを獲得してから、入社の可否を最終的に判断されてはどうですか?」です。 まず、初歩的な知識として、オファーレターは内定通知書のことです。この内定通知書に、ポジション、年収、企業によっては福利厚生もろもろの情報などが記載されます。

 オファーレターを獲得してから入社の可否を考えたほうが良いと考えているポイント、メリット、背景は下記の通りです。
①そもそもオファーレターを獲得できていない状況で現職と転職を検討している会社を比較しても意味がない。
 なぜなら、内定が出ていない状況であれこれ夢想してみたところで、「絵に描いた餅」、「とらぬ狸の皮算用」だからです。 
 夢想することと、内定が獲得できるかどうは天と地ほどの差があります。こちらから言わないと気づかない方が多い、という実感もあります。
②「面談が進んでいい感じ」と「オファーレターを出す」でも月とスッポンの差があります。 
 いくら面談の際に色よい返事、対応をいただいたとしても企業側として、実際にオファーレターを出すのか出さないのかの心理的、法的、組織的な障壁はかなり高いです。

 実際にオファーレターを出すかどうかで企業側の採用の本気度が測り知れます。

 また、自身を守るためにもオファーレターの提出は求めたいところです。
 以前、離職中の方が、ある創業社長から、「是非入社して欲しい。ただ、タイミングをはかっている」といわれ、ズルズルと結果として1年近く待たされたあげく、「あの話しはなかったことにしてくれ」と告げられ、入社できず、キャリア構築上、多大なネガティブ・インパクトを被った、という話しを聞いたことがあります。 この場合、オファーレターを取得していたら結果は違っていたであろうと思います。
 また、あってはならないことですがオファーレター発行のち入社確定後、やんごとなき企業側の事情で採用取り消し、という事態もありましたが、オファーレターが取り交わされていたおかげで年収1年分を一括で受領できたこともあります。 
 
③このオファーレターに、ポジション、年収が記載されるため、②とも関連しますが企業側の採用の本気度がはかり知れます。
 面談の際にどれだけ色よい対応であっても、ポジション・年収を見れば、さらに詳細に企業側の本気度が分かります。 まれに、採用面接の際の口頭での説明されたポジション・職責とオファーレター上のそれが違う、というこもありえます。注意深くチェックする必要があります。

④候補者側として、オファーレターを獲得することで正式にキャリアの選択肢をもてることになります。 
 この段階で初めて現職とオファーレターの条件を対等に比較検討することができます。 この段階まできますと、オファーレターの魅力も十分に把握できます。 もしかしたら、現職の良さを再認識できるかもしれません。 
 ポイントは同程度の重み付けで比較検討し最適な意思決定をする、ということです。  

転職の達人のレベルになりますとオファーレターが出てからが勝負、ということもできます。オファーレターのポジション・年収・職責については企業にもよりますが発行後の多少のネゴは可能です。
 企業側としてもせっかく苦労して社内各部署を説得してオファーレターを発行したのに、「些細なこと」で取り逃がしたくない、という気持ちになります。 
 このあたりはうまくヘッドハンターが間に入り調整しますので、我々の腕の見せどころではあります。 当然、企業側が「この人を是非、採用したい!」という気持ちになっていることが大前提ですが、、、、。そうでない場合の結果は自明です。 
 常にキャリアにおいても選択肢をもっておくことが重要な時代になっているといえます。オファーレターを常に数枚確保しておくことが、「普通」の時代になるものと考えています。
 「転職、しようか」と考えている時点で既にライバルより遅れているかもしれません。 ライバルは既に活動中、もしくはオファーレターを取得し比較検討の段階に入っているかもしれません。
ご参考になりましたら幸いです。
P.S.
早くも3月になってしまいましたね。 
朝方の寒さもぬるくなってきました。 がんばってまいりましょう!
個人的な知見からいえば、「車載カーナビ」は5年後にはなくなっているかもしれないと感じています。  iPhoneにとって替わられるのではないかと思います。 また、意外に、「レーダー探知機」にカーナビ機能が組み込まれている商品もでてきており、伝統的カーナビとガチンコで勝負になりそうです。 こういった視点から産業界に目を転じてみますと、いろいろな予測ができるのでは、と思います。 
③経験的に、大きなお休み(例えば、年末年始、ゴールデンウィーク、お盆休み)の前にオファーレターを獲得しておくことは非常に重要と考えています。 欲を言えばオファーレターを集中して吟味し入社意思まで決定しておくことがよいと考えています。 理由は採用側も選考の途中で長期のお休みが入ってしまうと、緊張が持続しないのかオファーが出る率が低下してしまう傾向があると感じています。 また、大きなお休みの前後で状況が一変していることも多く、その影響を受け採用活動までネガティブなインパクトが出ることも少なくありません。
現在活動中の方は、直近ではゴールデンウィーク前までに「決着」をつけておくことをお勧めします。  

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