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2010年2月

2010年2月25日 (木)

「崩す側」か「崩される側」か ヘッドハンター想う

 私は基本的にアカデミックな世界で歴史を取り扱っている方の意見が好きではありません。理由は「それでいったい、今、何の役に立つのか?」と感じることが多いからです。
 しかし、今回は、「なかなか鋭いな!」と感じるコメントを発見しましたので皆様に紹介したいと思います。コメントの主は、加藤陽子様/歴史家/東京大学教授のコメントでして、詳しくは日経ビジネス/2月22日号を参照いただければと思います。 
加藤氏いわく、歴史上の体制の変革は、
「どうやらこの制度の下では貸した金は戻ってこないぞ」
と思った人が現れた時から始まると。
そして、
「どうせ返ってこないなら、崩してしまうか」
と考えた人が時代を動かすに足る数に至ったタイミングで、
誰でも何がしかは持っている自分の既得権を捨て、
「崩される側」から、
「崩す側」に
飛び移った人だけが次の時代に生き延びると。
 歴史上の変革期の多くは上記の視点でおおよそ説明がつくのだそうです。 私も浅はかな知識でいろいろ検証してみましたが、「なるほど」と感じいった次第です。
 上記の「制度」という部分を「自分の勤務先」、もしくは「現在の日本政府」と置き換えた場合、どのような判断になるのでしょうか。 
 冷静な見極めが必要かと感じています。 
 そして、どう動くかが重要といえそうです。
 「座して、崩される人」が多そうなのが気になります。
 
 あなたはいかがでしょうか。
 
 ご参考になりましたら幸いです。
P.S.
ちょっと、空恐ろしいビジネスアイデアを閃いてしまいました。
それは、「逆人材サーチ・オークションサイト」です。
要は、働きたい人が「この年収まで下げるので雇ってください!」とアピールするサイトです。少しでも良い人材を安い給与で雇いたい企業からニーズがあるのではないかと感じています。
キャリア・マーケットに携わる者として、昨今の企業と候補者のマッチング状況は厳しくなっています。 極めて即戦力に近い人材でないと採用には至りにくくなっています。
また、採用側も「できるだけ若い人を採りたい」という意向があるため、特に中・高年のキャリアマーケットは非常に厳しいものがあります。
びっくりするような優秀な40代~50代の方の採用がなかなか決まらない、という現状もあります。
私はやりませんが、やってみたい方がおられましたら是非。
何かの記事で、メールの文中に時候の挨拶を入れる男女の割合を分析した結果で、圧倒的に女性の方が時候の挨拶を入れる率が高い、というものがありました。
私のケースでも、その分析結果は当たっていると感じています。
よくもまぁ、こんなことを分析するものだと感心すると同時に、「時候の挨拶が入っているということは親近感の表れか!」と勘違いしていた自分がさびしいです、、。
ヘッドハンターの仕事ですが、仕事が集中する時と、そうでない時の差が結構でたりします。ビジネスマター(例えば決算月、ボーナス、その他などなど)とは関係のない、
例えば月の満ち欠け、潮の満ち引き、陰陽五行、天気、などと関連があるのか、かる~く意識してみようと思います。
データはとってないのですが、天気の良い日の面談結果は皆様、良い結果が出ているような気がします。
意外に大雪の日の面談結果も良いような気もします。 
仕事のできる方と会食させていただくことが多いのですが、「日本、どうするよ」というテーマはここ最近、非常に増えています。 1~2年前はほとんどそんな話しをしてなかったような気がするので危機意識は高まっていると感じています。 

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2010年2月24日 (水)

意外感のあるキャリア構築について ヘッドハンター想う 

 その方の転職スタイルが数年後のトレンドになるような、常に時代の一歩先を歩んでらっしゃるキャリア構築をされてきている方とお話しさせていただきました
 これまでのバックグラウンドから想定し、「このポジションをご提案させていただきたいのですがいかがでしょうか?」と提示させていただいたところ、「少々、気が乗らないなぁ~」とのこと。 現在も誰もがうらやむようなポジションでご活躍されているので、積極的に転職する必要がない状況、というの理解できます。ただ、ご本人としては転職について、全く考えない状況でもないわけです。
 そこで下記の質問をしてみました。
「どんなポジションでしたら、グッとこられるのでしょうか? 」
 その答えは、
『なにかこう、意外感のあるキャリアというか、、、。 多くの人から、「そんなのアリ!?」と言われるようなポジションならグッとくるなぁ~』とのことでした。
 そのときは、
「キャリア構築の達人ともなると、やはり、ちょっと目の付けどころ、考え方が違うなぁ~」と少々、浅い認識しか持てなかったのですが、それから日が経つにつれ、なかなかの奥の深さに気づくようになりました。
 それは、
「意外感のあるキャリア」ですが、その本質は、
「変わり者がとる突拍子のないキャリア」ではなく、
「時代の流れの半歩先をゆくキャリア構築」なのではないかと。
もう少々、具体的にいうと「次に伸びる業界、企業に積極的に身をおくキャリア構築」です。
 多くの人が意識的なのか無意識なのか分かりませんが、既に「成功事例」と認識されているキャリア構築をしがちであると考えています。リスクの極小化を狙った戦略なのは十分に理解できるのですが、多くの場合、そのようなキャリア構築は「レッド・オーシャン」状態です。自分より優秀な多くの方々とガチンコで社内競争しなければならず、そこで勝ち抜くの大変なことです。 また、運も必要です。
 「時代の流れの半歩先をいくキャリア構築」はキャリア構築におけるブルー・オーシャン戦略に類似する戦略かと考えています。例えて言えば、1990年にマイクロソフトに入社する、2000年にグーグルに入社する、ということでしょうか。自身の失敗例としても当時、現在の両社の隆盛を予見はできませんでした。 多くの方がそうだったかと思います。 
 「成長するのかどうか分からない」、「海のものなのか、山のものなのか分からない」という時に、自身の嗅覚で企業・ポジションの「おいしさ」=「リターン」を嗅ぎわけ、積極果敢にチャレンジした方が、素敵なポジション・資産を築かれている方が多いと感じています。次に伸びる業界・企業に身を置く(自分を投資するという感覚)と、強力なライバルがいない(例えていえば高学歴オヤジ・先輩・同僚がいない)フィールドでのキャリア構築は自身を成長させる上でも実り多いものと考えています。 多くの方が、「ちょっとその転職はリスクがあるんじゃない?」と感じるぐらいのレア感がちょうどよいのかしれません。 逆に、多くの人が、「順当だね」と感じるキャリア構築は「横滑り転職」になっている可能性が高いかもしれません。
 また、私も後づけで気づいたのですが、業界・企業の盛衰を見極める手法のひとつに、「なぜか、その方が入るとグッと企業・業界が伸びる、並びに、かなり絶好調と言われる企業・業界でもその人が去ると一気に廃れる」ことが起こる複数のキーマンを定期的にウォッチしています。 「あの人があの業界、企業に移ったからあのあたりは伸びるよ」とか、「あの人が去ったあの業界・企業は、終わったね」などと感じ、もろもろの判断をしています。 自身に「時代の一歩先を読む嗅覚」がないと感じているなら、そういったキーマンをウォッチし、自身のキャリア構築の参考にするのがよいかもしれません。
 「意外感のあるキャリア構築」の裏には、冷徹な「時代の一歩先を読む」感覚が含まれているわけです。
ご参考になりましたら幸いです。
P.S.
①最近、成功事例はどうか?と聞かれることが多くなったような気がします。
 成功事例が明快であればあるほど、そのバリューは陳腐化・希薄化されているわけで、その時点でバリューはなくなっている、と考えています。
 自分の頭で考え、かつ、行動することが重要です。 
 ノーリスク、ノーリターンです。
 ノーリスク、ミディアム・リターンもありません。 あった時点ですぐに他者にマネされるだけです。 
②先日、都内ウォーキングのついでに四十七士が眠られる泉岳寺に参ってきました。
 お線香が売られていますが、四十七士のお墓がありますので、お線香をおく配分をしっかりしておかないと、「足りない!」という事態になる可能性大です。
 参られるときは、お線香のペース配分に留意されるのがよろしいかと思います。 

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2010年2月18日 (木)

人の見極め方シリーズ 声の大きさ・トーンから見抜く ヘッドハンター想う

 久しぶりに人の見極め方シリーズにします。
ポイントは、
「声の大きさ・トーンをコントロールできる人は自分自身も他者のコントロールも巧い」 
逆に、
「声の大きさ・トーンをコントロールできない人は自分自身も他者のコントロールも難しい」となります。
 仕事のできるエグゼクティブの方々と都内ホテルのラウンジなどでお茶をしながら打ち合わせをするケースが多いのですが、ほとんど多くの方の声が抑制が効きながらも聞きやすい、という傾向があります。
 稀に、スターバックスやドトールのような極めて第三者が近いところにいる場所であっても、極めて声量・トーンのコントロールがされているため、周囲に話しの内容を悟られることはありません。もしくは、聞かれても問題ない内容の場合は普通にしゃべり、「秘」の部分だけ声のトーンを落とすといった緩急つけたコントロールもされています。 実に巧く「声の大きさ・トーンをコントロール」しているわけです。
 逆のケースで言いますと、
スペースに余裕のあるホテルのラウンジで打ち合わせをしているにも関わらず、何を話してるのか周囲に筒抜けのような声量で話す方がいます。周囲の環境、相手の反応が読めず、単調なコミュニケーションしかできない訳で、さりげなく評価を下げざるをえません。  また、若手の方で、自身の内なるエネルギーがありすぎてそれが自身で制御しきれず、上記のコミュニケーション手法になっている方もいます。 情熱がほとばしっている状況はアリ、なのですが、この状況ですと周囲との摩擦は必至でせっかくいいものをもっていても周囲からつぶされてしまう可能性も大です。
話している相手だけでなく、周囲にもそのような見え方をさせている、という点でもはなはだ、アウト、ということです。 
声量を意識するだけでも自身をコントロールする訓練になりますのですぐに声量のコントロールを意識し実践されることを強くお勧めします。 
 「あなたが何をしゃべったかではなく、その言い方が気に入らないのだ!」
という言葉はビジネスシーンのみならず、あらゆるコミュニケーションの場で起きる事象です。 
 声量のコントロール度合で相手のビジネス錬度を見抜き、かつ、自身のビジネス錬度向上を意識されてみられることをお勧めします。
ご参考になりましたら幸いです。
P.S.
コンサルタント業界で「腕利き」と呼ばれるトップ層は、極めて声のコントロール具合は一流です。
「これだけで食っている」、もしくは、「これがないと食えない」ということでしょうか。
具体名を出した方が分かりやすいのですが、帝国ホテルのラウンジの喫煙可のスペースですが結構、ディープな話しが飛び交っています。情報漏れを防ぐ、という点でも声量のコントロールは気をつけたいものです。
*ちなみに私はノンスモーカーです。 
恥ずかしながら、Twitterにアクセスできなくなっています。
1週間後ぐらいをメドに復旧するようです。
「つぶやけない」というのも結構なストレスになると感じました。
そのおかげか、ブログの来訪者が増えています。
最近のベランダ菜園情報をひとつ。
昨年から
ブルーベリーの苗木を4本(1500円 X 4)
ブルーベリー専用土(500円 X 6)
ブルーベリー専用追肥(500円 X1)
の投資をしてブルーベリーの成長を楽しんでおります。
ちなみにまだ一切、実ができる兆候はありません、、、。
ホントに道は遠いです、、、。

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2010年2月16日 (火)

伸びるベンチャーかどうかの見極め ヘッドハンター想う

 ベンチャー企業を数多く見る中で、この会社伸びるな、と感じるポイントはいくつかあるのですが、そのうちのひとつを提示してみます。
 それは、
「創業の初期段階でいかに慶応大出身者を引き込めるか」です。
 私の限られた経験からくる、かなり独断と偏見に満ちた感覚です。
 星の数ほど生まれるベンチャー企業の中で、実際の上場、もしくは上場できるだけの規模感に達する企業の成長段階を振り返ってみてみますと、私の経験から言えば、創業の初期段階から慶応大学出身者が多い企業が順調に成功した企業が多いな、と感じています。
 
 私なりにこの傾向を分析したポイントは下記の通りです。
①慶応大は入学するまでにそれ相応の努力をしなければ入れない大学です。卒業生としては「これまでに努力した分」を取り返すにはしっかりした会社で働いて取り返す必要があります。
 クレバーな頭脳で働く企業を見極める眼は人一倍厳しいものがあるはずで、そのお眼鏡にかなったという点で企業としての「筋」は良い可能性が高いといえます。
②上記①と関連するのですが、慶応大学出身者は日本全体で見ますと極小ですが、一定レベル以上のビジネスシーンでご活躍されている方々の中での密度は濃いものがあります。 リアルビジネスの中に張り巡らされたネットワークは素晴らしいものがあります。 
 当然、企業を観る場合も、このネットワークを少なからず活用しているわけで、本人だけでなくそのネットワークからのある程度の審査も通過している、ということも考えられるわけです。 
 結果として、慶応大学出身者が入社後、そのネットワークを活用してさらに事業拡大、というフェーズに入るのかもしれません。
③時代のトレンドに敏感な慶応大出身者を取り込めるかが、特に若者をターゲットにした事業展開をする企業においてはポイントかと考えています。
 時代のトレンドに敏感でない慶応大出身者もいることも確かですが、、、(笑)
 いろいろな後付解釈はいかようにも可能ですが、経営者、経営陣が自信をもって慶応大出身者(一流大卒)を引き込める事業内容、成長計画、自信、プライドをもっておくことが重要といえそうです。 一流大卒の候補者と聞いて臆するようでは会社の成長の行く末も厳しいと感じています。
 
自分より優秀な人を何人採用できるかで会社の成長も決まってきます。自分より格下ばかり採用していては、自分の能力の限界が会社の能力の限界になってしまいます。 腕に自信のある経営者こそ特に注意が必要です。
 いかがでございますでしょうか?
 ご参考になりましたら幸いです。
P.S.
なんだか慶応大の大ヨイショの内容となってしまいましたが、いかなる便宜もうけておりません。(念のため)
ちなみに私は慶応大の出身でもありません。
トヨタ社、プリウスの件で私見を。
まず、車輌の不具合ですが、新しい駆動・制御システムを採用している訳で、多少の不具合が出て当然とみるべきでしょう。
今回のケースでいうと、リコールと呼ぶには少々、厳しいのかな、という印象です。 
これまで大きな不具合がなかったプリウスの信頼性にも目を向けるべきかと思います。これは素晴らしいと思います。
ただ、事態収拾の方法はいただけませんね。
特にあの社長会見といったら最悪でしょう。
なんだか気分が悪くなりました。
準備を怠らない、完璧な仕事ぶりを追求するトヨタがあの対応では本当にいただけません。
やはり、社長の周りにはイエスマンしかいなくなったのかな、と邪推してしまいます。
ちなみに父親はずっとトヨタ車に乗っています。
車ネタついでにもうひとつ。
先日、エコ対策と景気刺激を兼ねて、タイヤのホイールを軽量なタイプに交換いたしました。タイヤ全体の重量が軽くなったおかげで車の挙動が軽快です。
例えていえば、革靴で走るのと、スニーカーで走る差とでも言いましょうか。
期待していた燃費ですが、軽快ゆえに最初は「アクセル踏み込みすぎ」て燃費が悪くなっていました、、、。ただ、現在は燃費の向上が1~2割確認できています。 

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2010年2月 8日 (月)

ワークライフバランスも重要だが、、、。   ヘッドハンター想う 

 ワークライフバランス重要、と叫ばれて久しい。
ただ、ヘッドハンターとして一言クギを刺しておきたいのが、「理想的なワークライフバランスをずっと送ってきた人で枢要なポジションに就いている人は皆無である」ということです。 
 人生のうち3分の1ずつ、仕事:プライベート:寝る、という黄金比率は理想ではありますが、その結果として得られる経済的な安定度は非常に心もとないと考えています。
 成功したビジネスパーソンの人生のおおよその比率というのは、
仕事が3分の2、残りの3分の1で寝る、その他を補っている、というイメージでしょうか。 
究極的には、食う・寝る・着替える以外は全て仕事、という方も少なくない、ということも付け加えておきます。 
 ただ、安心していただきたいのは、一流のビジネスパーソンであり続けるために、ずっと人生の3分の2以上を仕事に投入し続ける必要はなさそうだということです。
 というのも、ある程度「成功の上昇気流」に乗ってしまうと、仕事の投入量から得られる仕事の成果の量の効率が加速度的に向上してくるため、どんどん心身ともに楽になってくる、という状況になってきます。 
 成功するか、しないかの第一の分岐点は、この「成功の上昇気流」に乗るための努力のクリティカル・マスを突破するか、しないかにかかってくると考えています。 言葉を変えれば、この「成功の上昇気流」にのるまでは、死ぬ気で仕事に打ち込め、ということです。 
 いつも今一歩でうまくいかない、という人は、成功するための努力量のクリティカル・マスを超えていないだけなのです。シンプルに、「超えよ」です。 
 ある成功しているビジネスパーソンから下記の言葉をいただきました。
「私は20代のころはそれこそ寝食を忘れて仕事に打ち込んできました。縁あっていくつかの会社でステップを踏ませていただきましたが、不思議なことにポジションと年収が上がるにつれ頭と体の負荷がどんどん軽くなってきました。面白い感覚です」
 ポイントはこの方は20代のころに成功のためのクリティカル・マスを超えてしまったため、良い上昇気流に乗れた、ということです。
 
 また、現在、「頭と体の負荷が軽くなってきたと感じている」については、本人のビジネスパーソンとしてのキャパシティーと能力が飛躍的に向上しているため、「楽に」感じているわけです。 言葉通り、楽になったわけでなく、さりげなく常人ではこなせない仕事をこなしているわけです。 
 
 今一度、仕事への打ち込み方を考えてみることをお勧めします。
ご参考になりましたら幸いです。
P.S.
 採用面接の場で、「ライフワークバランス重視です」という発言もあまりお勧めはしません。
というのも、新天地でこれから死ぬ気でがんばらないとならない身であるのに、何を呑気な、と受け止められるリスクがあります。「家族のためにライフワークバランス」というのも分からなくはないですが、「家族のために雇用の確保」の方がより重要かと思います。
*念のため、ヘッドハンターにこのコメントをするのはアリ、です。 そういった価値観を理解しておくことは重要だからです。 
「ワークライフバランスは大事です!」と内外ともに声高に叫ばれている経営者は実にハードワークであることを私は知っています。
20代のうちは、食う・寝る・着替える以外は全て仕事、というスタイルがよろしいかと思います。
このときに身につけた能力は一生ものです。
逆にこの時期をマッタリ過ごしてしまっては、マッタリした人生になると強く予測します。 
30才半ば過ぎてからブレイク、という方はあまり聞いたことがありません。 ブレイクする方は30才前後ごろにはその雰囲気がプンプンしているものです。 

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2010年2月 3日 (水)

接待の流儀 「ひとつ上のテク」 ヘッドハンター想う  

 今回は、接待・会食におけるテクのいくつかを紹介したいと思います。
おそらく数十年前は「誰もが知る、知っておかなければならない」事項だったのかと思います。ただ、最近の経済環境の悪化、経費削減、その他もろもろの理由により「技術の継承」に断絶が起きており、あらためて提示しておきたいと思います。
①会食終了時に「お土産」を渡すべし。
 会食の席ばかりに頭がいき、「お土産」を渡すのを怠ってしまっては、会食の効果半減です。 会食までは誰でもできますが、お土産を渡すまで心配りできるかどうかが「差」のつけどころです。
 お土産をいただいたご本人が喜ぶのはもちろんですが、より重要なのはご本人の後ろに控えるご家族への配慮までする、ということです。
 仕事のできるビジネスパーソンは家庭に負担をかけていることが多いため、こういった配慮をしておくと本人の家庭内の株を上がり、結果としてあなたの株も上がるというものです。
 できることなら、奥様の趣味がお茶と知っているなら、気の利いた極上の茶菓子を用意するなり、お子様のご年齢に合わせたお菓子を選ぶなり、といった具合です。 
 「接待の達人」クラスになりますと、相手の出身地の逸品を用意しておく、というところまで実践されています。 
 接待を受ける側の方は、ある意味、「接待慣れ」されています。 いつもの接待、では記憶にも残らず感謝の度合も低いものにならざるを得ず、「ひとつ上」に抜けるために、こういった「心配り」は非常に重要です。 
 
②会計は店を出る前にしておくべし。
 結構、当たり前の話で恐縮ですが、できていない人が増えてきている、というお声をよく聞くようになっています。 お店を出る間際は、「最高の交流タイム」となります。 ここを最大限に活用すべきかどうかでビジネスの成否も大きく異なってきます。 
③会食場所へは30分前に必着のこと。
 当たり前の話ですが、ホスト側が絶対に遅刻してはならないのはいうまでもありません。 
 お互いがほぼ同時にお店に着く、ということも締まらない話しです。
 30分前に到着し、是非、実施しておきたいのが、下記事項です。
1、お店側との打ち合わせ。
  お店側と関係ができていれば、本日もよろしくお願いします、と伝えておく。初めての場合ですと、「今日の感触がよければ今後も使いたいと思っています」とちゃんと伝えておくこと。対応が変わってきます。
2、会食場所、上座、席順の確認、トイレまでのルート確認。
  また、お土産は預けておき、お手渡しのタイミングを調整しておく。
   
④会食中のネタを10以上考えておく。
 また、確認しておきたい事項など念のためメモしポケットに入れておく。 
 忙しいビジネスパーソンがお互いの時間を割き会っているわけなので、「会食をしたからこそ得られる何か」を用意しておくことは必須です。 
 ここで何かしらの気づきを相手に与えられないようでは、「次」はありません。
 また、楽しい会食であればあるほど、「聞きたかったこと」を聞くのを忘れてしまうことがあります。 よもやの失敗をさけるためにも、メモ書きしておくことをお勧めします。
 お酒の入る場であるからこそ、メモ書きは有効です。 ここはきっちりとさりげなく任務遂行すべきです。 
 これが出来なければ、「アイツは会社の金で遊んでいる」ということになります。 
 私見ですが「接待・会食」の使い方ひとつでビジネスパーソンのパフォーマンスは大きく変わってきます。 上にいけばいくほど、接待・会食の比重はどんどん増してきます。気合いを入れて「接待・会食」に臨みたいものです。
 ご参考になりましたら幸いです。
P.S.
仮に部下が、「お客さんを接待したいので承認ください」と頼んできたら、ここはひとつ大きな心で認めてあげていただければと思います。 
約2時間、逃げ場なし、の状況になるわけでお客とお酒を飲むことは意外に難しいものです。成長のよきチャンスと捉えていただけましたら幸いです。
先日、偶然通りかかった山口県のアンテナショップに寄り、地元にいるときは恥ずかしながら存在すら知らなかった日本酒のにごり酒を購入いたしました。
獺祭」(だっさい)http://www.asahishuzo.ne.jp/index.php
後から調べると、なかなかの蔵元のようです。 
お味もよく、また購入したいと思いました。 
その後、隣にあった山梨県のアンテナショップで5種のワインの試飲をさせていただきました。 サドヤさんというワイン屋さんのワインでして、こちらもおいしかったです。http://www.sadoya.co.jp/ 宮内庁にも納入され現天皇陛下も皇太子のころご来臨されたとのこと。 
ダイソンの掃除機を買いたいと思っているのですが、ゴミの出し方とか大変ではないかな、と気になっています。
どなたか使用感を教示いただけましたら幸いでございます。 
*ちなみに現在は通販で1万円前後で購入した遠心分離の掃除機を使っているのですがケアが大変なことが気になっています。
 スポンジ部分を洗ってベランダに干していたら飛んでしまっていて、買い替えを検討しています。 
Twitterはじめてます。 修行中
Twitterアカウント kanemotospj

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2010年2月 2日 (火)

「ゆるキャリ」ではいけません。 「こしたんキャリ」でいきましょう。 ヘッドハンター想う

 昨今、「ゆるキャリ」という概念が広まっているとのことです。
「ゆるやかなキャリア構築」を略して「ゆるキャリ」となっており、概念の幅はいろいろあるのですが、ざっくりと表すとキャリア構築において「もっと肩の力を抜いていい」、「キャリアの目標は掲げるが、その達成には固執しない」のような考え方です。
 はじめから斬らせていただきますと、私はこの「ゆるキャリ」の概念に共感することは極めて危険なことかと考えています。
 まず、ネーミングがよくありません。 
 「ゆるやかなキャリア」を略していますが、「ゆるいキャリア」にも聞こえてしまい、「締り」がないのがまずいけません。 なにごとも「ゆるく」てはいけません。
 
 また、「ゆるキャリ」の先に、経済的安定があるとは思えません。 一時的に自分を慰めるための薬物使用のような「一瞬の心地よさ」がありそうなところもキケンです。
 さらに私の経験から申しますと、「成功したビジネスパーソン」に、これまで「ゆるキャリ」を志向していた方、というのは見たことがありません。(いれば是非、コンタクトいただきたいと思っています)自身の現実と目標の間の、「厳然とした耐え難いギャップ」に対して、自身を慰める言い訳としての効用は十分にあると思いますが、生産的とはいえません。
 ただ、閉塞感が非常に強く漂う昨今の経済情勢を受け、個人のアグレッシブな成長願望で精神的に安定が保たれるかというと、私ですらそうは思いません。やる気があればあるほど、「情熱の熱さ」と「現状とりうる選択肢の少なさ」とのギャップには悶々とせざるを得ない状況なのは私も理解しています。そんな環境の中で「ゆるキャリ」の発想が生まれたことにはうなづけます。 
 しかし、「ゆるキャリ」はいただけません。
 
 ダメだしするだけは、生産的ではないので代替案を用意してみました。
 「ゆるキャリ」に替わる、新しい発想スタイルとして、
 「こしたんキャリ」はいかがでしょうか?
 「こしたんキャリ」は「虎視眈々キャリア構築」の略です。
 この「こしたんキャリ」であれば、目標をしっかり見据えて、環境の厳しい時にはじっくり身をかがめて実力を養い、チャンスあれば一気に攻める、という非常にアグレッシブな感じがしてよいかな、と思うのですがいかがでしょうか? 
 
 私の経験からもキャリアを大きく伸ばされた方は「こしたんキャリ」考え方、実践者の方がほとんどです。 
 大人が、「俺、ゆるキャリなんだよね~」と言ってはいけません。 状況は同じでも、「私、こしたんキャリです。 虎視眈々とキャリアを考えている状況です」の方が、「できそう」な感じがします。 
 
 「ゆるキャリ」のように妙に自分を慰めるのではなく 
「こしたんキャリ」で常に目標を見据えていたいものです。
 ご参考になりましたら幸いです。
P.S.
この「こしたんキャリ」ですが、私の造語です。 
流行れば面白いのですが、、、。
 
昨夜からの降雪ですが、ちゃんとオフィスに定刻に入れましたでしょうか? こんなときに、ビジネスパーソンとしての力量、覚悟の差がでます。
 
先日、銀座通りを偵察中に「アバクロ」なるヤングファッション?の店舗を発見しました。  店内からディスコのような大音響が流れており、入るのを躊躇してしまいました、、、、。 若者に人気のお店とのこと。今度は向学のために恐る恐る入ってみようと思います。

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2010年2月 1日 (月)

面接で失敗してしまった! 何かリカバー方法はあるか? ヘッドハンター想う

 「面接」は恐ろしいもので、1~2時間の打ち合わせによって合否が決まってしまいます。経験的にも、この「面接」は得意な人と不得意な人がいます。 また、やっかいなのが、「練習の場」がそれほどないため錬度を上げるにも限度がある、ということです。 また、「面接の達人」のような方も、よもやの失敗、をしてしまうケースがあります。

 面接は水物の真剣勝負のため、どうしても、「今回の面接、失敗してしまったな」ということはあるかと思います。 これはある一定以上の確率で発生することかと考えています。面接が進めば進むほど志望度がアップしているような時では、残念な気持ちも倍増するというものです。 
 面接での失敗をリカバーする方法はないのでしょうか。
いろいろな方法があるのですがお勧め方法としては下記の内容です。
 「面接終了後、サンキューレターを作成する」
 面接においてよもやの失敗をしてしまったと感じた場合、この失敗を補ってあまりあるサンキューレターを面談終了後できるだけ早く提出することです。 このクィックな対応により、「最悪の結果 = お見送りという判断」のリスクを軽減させることがある程度可能です。 「面接の達人」クラスになると、「最悪の面接感触」を「最高のサンキューレター」の提出により、一瞬にして「最悪だった面接の印象」を「弊社が求めていた最高の人材!」と言わしめるほどに変化させたりします。 
 このテクニックは使わないにこしたことはないですが、「イザ」という時には有効な手段かと考えています。
 このサンキューレター作成時の注意点をいくつか列記してみます。
①伝えたい内容、文章の体裁、内容、意欲は十分に伝わるものとすべし。
 起死回生の最後の一手であるのに、
 ・文章が稚拙でインテリ度まで疑われかねない。
 ・「空気読めない」一方的な文章。
 ・高い志望度が感じられない。
 のようなレベルの低いサンキューレターであっては百害あって一理なし、「お見送り」という判断を手助けするものになってしまうリスクがあります。 
 サンキューレター作成によりビジネスパーソンとしての錬度のレベルも意外に如実に現れてきますので注意が必要です。 
②できるだけ早い対応とすべし。
 立場が逆なら分かると思いますが、合否の判断というのは面談終了後からすぐに始まっています。
 「採用すべきかどうか微妙に揺れている時期」にこそ、サンキューレターは効果を最大に発揮します。
 面接者が、「あの候補者は採用しない」と心の中で決心した後にいくら最高のサンキューレターを出したところで翻意になる可能性は限りなくゼロです。 
 素早い対応が生死を分けます。
 実際にあった失敗事例ですが、「サンキューレターというので早速直筆で書いてポストに投函しました」という方がいました。
 しかし時間がかかりすぎ「投函した」と連絡があったと同時に「お見送り」という連絡が来たことがあります。 
 「レター」というので手紙を連想されている方もいるかもしれませんがメールでも大丈夫です。
 間に入っているエージェントに提出をお願いしましょう。 
 
③欲を言えば、面接がうまくいった!という時であっても、謝意を伝える内容のサンキューレターはあってもよろしいかと考えています。
 気の利いたビジネスパーソンは必須マナーとして既に実践されています。
 また、弊社並びに私も推奨しています。 
 
 たった1~2時間で人生が大きく変わってしまう採用面接だからこそ、真剣に取り組みたいものです。
ご参考になりましたら幸いです。 
P.S.
5年前ぐらいまでは、英語が苦手なエグゼクティブのために職務経歴書の英訳作業の代行を不本意ながら実施していました。さすがにここ数年、そういった事例はゼロになりました。
国家運営のコストを下げる、効率化する、ということを真剣に実施していかないとイカンな、と強く感じています。
同時に、産業活性化を図る(特に起業促進、新産業創造)にも力を入れていく必要があります。
上記を同時にできる人はいないので役割分担して強烈に推進して欲しいです。
どうも縮小均衡のプランしかないことに危機感感じています。 
誰でもできそうな仕事をしている中・高年の年収レンジがまだまだ高い、と感じています。
「幸せな状況」といえますが、優秀な人材への配分が鈍り、若年層の採用がタイトになり、結果、企業の競争力をそいでいます。
いずれ、この層にもさらに大胆なメスが入ると考えています。
先週、出版関係者の方と会食しました。
現在の拙著は、「もっと上に行こう」というスタイルでしたが、次回策は、「この閉塞感漂う状況の中、いかにサバイブしていくか」という路線でいこう、という方向性となりました。 ゆるくご期待くださいませ。

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