巧遅か拙速か ヘッドハンター想う
今回もお会いした方から聞いた、「ひとつ上の働き方」のためのキーワードをひとつご紹介したいと思います。
それは、「それは巧遅ですか? 拙速ですか?」です。
念のため、巧遅(こうち)、拙速(せっそく)と読みます。
これは、常に仕事のレベル感を確認しながらビジネスを進めるうえで非常に需要なキーワードかと思います。 また、そのエッセンスが極めて端的に濃縮されているため、メールなどでの文章でのコミュニケーションにも非常に有用かと思います。 実際、このフレーズを聞いてからは私は最近、多用しています。
念のため、巧遅の意味は、時間をかけてでも質の高いアウトプットを出すことで、拙速は、限られた時間の中で最大のパフォーマンスを発揮させる仕事の仕方です。 「仕事ができる」と評価されるためには上司から評価されなければならないわけで、上司から指示を受けた仕事のレベル感(ここでいうところの巧遅なのか、拙速なのか)を正確に把握しておくことは非常に重要といえます。 しかし、多くの方が、この「巧遅なのか、拙速なのか」のレベル感を意識しないまま仕事をしており、仕事のパフォーマンスとはまた違ったところで、評価を下げている方が多いのではないかと感じています。 逆に、「仕事のできる人」はこのあたりの勘所の捉え方がしっかりできているといえます。
この、「巧遅なのか、拙速なのか」の問題意識の持ち方は、上司・部下の関係だけではなく、ビジネスを進めるうえでの多くのステークホルダーとの関係の保ち方にも非常に重要といえます。 それゆえ、さまざまなビジネス・シーンにおいて、かなり明確に意識したほうがよいと考えています。 また、この「拙速・巧遅」の感覚は人によっても大きな差がある感覚といえるので、相手にしっかり確認するというひと手間をかける、というのも非常に実戦的な方法といえます。
あなたの実際の働く現場で、「巧遅・拙速」の感覚をしっかり確認しあっておくことは、
個人・組織のパフォーマンスを上げるうえで重要な役割を果たすと考えています。
ご参考になりましたら幸いです。
P.S.
この言葉は、かなりお若い方から聞いたフレーズです。 最初、聞いた時は、「お若いのに、なんと渋い言葉を使っているのか?」と新鮮な驚きを感じました。 その方は 実際のビジネスの現場で、「それは巧遅がよいですか?それとも拙速ですか?」と確認しながら仕事に打ち込んでいるわけです。 仕事ができるわけです。
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