仕事ができる、できないの客観的指標について ヘッドハンター想う
「仕事ができるビジネス・パーソンとは」というテーマをヘッドハンターとしてずっと追いかけています。 やはり、「仕事ができる」と他者から認知されている方々から得られる「仕事のできる」エッセンスは非常に素晴らしいものがあります。 詳細については近日発売予定の拙著を参考にしていただけましたら幸いです。(営業トーク失礼しました)
さて、本題の「仕事ができる、できないの客観的指標」ですが、私のこれまでのヘッドハンターとしての経験、そして「仕事のできるビジネス・パーソン」の方々からのさまざまなコメントを総合した結論としては、
「そのような指標はない」
となります。
「ええっ!」という結論ですが、これが真実かと思います。
ひも解いてみますと、これは、「自分の評価は他人が決めている」というロジックに非常に似ています。 自身でどれだけ、「客観的指標」を想定し、それに向かって突き進んだとしても他人からの評価がなければ全くの無意味となってしまいます。 最近、私が少々心配しているのは、どうも、「自分軸」の確立が先行して、周囲が見えなくなっている人が多いなぁ~と感じています。
別の角度から言えば、「活躍の場を見誤ってはならない」ということです。 自身がその能力を十二分に発揮しやすい環境に身をおく努力と実行が非常に重要と考えています。 結果として仕事のできる人、と言われる人は、その人の能力が高いのはもちろんですが、その「活躍の場所」の設定が素晴らしい方が多いと感じています。 あなたの周りでもいるはずです。 「どうして、あの仕事のできるとは見えないAさんがあの要職についているのか?」と。 その肝は、Aさんがうまく、自身の働く環境の設定に成功しているから、と言えそうです。
最近、農業ビジネスで成功されてらっしゃる経営者の方のお話しを聞き、ピンときたものがあります。 その言葉は、「一般の方は、大根とトマトの生産者の違いが見えない。 しかし、業界ではその差は建設業に例えると内装業と外装業ぐらい違う」と。 自身のチェックポイントとしては、例えていえば、自身が大根づくりが得意なのに、無理してトマトを作ってないか、もしくは他の流行りものの野菜に手を出してないか、ということです。得意なものに集中することでパフォーマンスは大きく違ってきます。 どうするか、も重要ですが、何に集中するか、がパフォーマンスに大きな影響を与えるといえるでしょう。
また、土壌によって育つ野菜の種類も大きく異なってくるでしょう。 やはり「野菜と土壌」の適切なフィッティングが重要と言えそうです。 あなたを野菜と例えた場合、どのような土壌(働く環境)におくかが重要といえます。
まとめてみますと、「仕事ができる、できないの客観的指標」を独自に創りだし、それを追い求める動きは非常にリスクの高いスタイルかと思います。 現実的な動きとしては、自身をどう、このキャリア・マーケットの中で活かすかを真剣に考え、かつ実行することが重要であると考えています。 成功する、しないに大きな影響を与えるのは本人のがんばりも当然必要ですが、外部環境の影響の方が大きな気がしています。 それゆえ、外部環境(働く場)の設定、もしくはその整備には真剣になるメリットは大かと考えています。
もう一度言いいます。
「仕事ができる、できないの客観的指標」はない。
外部環境を重視し、そこにどう自分を活かす(当てはめる)かを真剣に考え実行に移すべし。
自分軸、であまり考えるな。
自分軸でやりたい場合、起業せよ。
ご参考になりましたら幸いです。
P.S.
①野菜ネタが出ましたが、私はこれからの食糧難になりそうな状況を踏まえ、ベランダ菜園を去年から始めています。 調子がいいのがブドウとニラです。 トマトは冬を越せませんでした、、、。 この夏からゴーヤを植え、日除け代わりにしようともくろんでいます。 ベランダ菜園をやって実感ですが、野菜作りは本当に難しいですね、、、。
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