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2009年6月10日 (水)

何年式の車に乗っていますか? ヘッドハンター想う

 一般的にも多くの方が、「あの車は何年式の車か」ということは明確でなくとも多少は意識していると感じています。 車に乗っていない、もしくは興味のない方であっても街を走っている車を見れば、なんとなくであっても、「最新式か、多少、型落ちしているか、かなり古いか」ぐらいは直感的に分かるかと思います。 

 多くの方が車の年式は気にしていると思うのですが、逆にもっと気にしてしかるべきなのに多くの方が、気づかないか、気づかないフリをしているのか、ピンとこないのか、非常に私が心配していることがあります。

 それは、「あなたは何年式の会社に乗っていますか?」ということです。

 冒頭からの前フリから車を例にとれば分かりやすいといえます。 テクノロジーの進化のスピードは非常に速いため、年式が20年も違えば設計思想も基盤・応用技術も全く別次元のものであるため、「車としての総合的な性能の差」は圧倒的なものとなります。 40~50年の違いではさらにその差はさらに広がり、100年の違いは石器と鉄器ぐらいの差に匹敵するのではないでしょうか。 さらに今後10~20年先には、エンジンがなくなってしまうかもしれません。 

 車で例えてみましたが、「会社」も全く同様のことがいえそうです。

 伝統と実績、という点も素晴らしいかと思います。 これを否定する訳では全くありません。 しかし、会社を創業した時点でいくら最高の設計思想、基盤・基礎技術をふんだんに盛り込んだ会社であっても、それは時代の変化とともに陳腐化し、競争力が衰え、最悪のケース、足かせとなってしまうこともありえる、ということをどこかでしっかり認識しておく必要があると考えています。 

 ヘッドハンターとしてつくづく感じるのは、会社は創業時代の設計思想に大きく影響を受けており、その枠を大きく超えることは非常に難しい、ということです。 このあたりに「会社の寿命は30年」と言われている由縁があるのかもしれません。

 あなたは何年式の設計思想で作られた会社で働いていますか? 

 そしてそのことはあなたにどのような影響を与えていますでしょうか? 

 できるだけ最新の設計思想で作られた会社で働くことが、ビジネス・パーソンとしてのパフォーマンスの向上、しいてはサバイバビリティーを高める一助になるかもしれません。 

 また、1900年の設計思想で作られた会社の背骨をグイグイ矯正するのも面白いかもしれません。 (それは本当に大変なことかと思いますが)

 ご参考になりましたら幸いです。 

P.S.

車ネタで恐縮ですが、私は同じメーカー、モデルの車を最新型と先々代の車と乗り継いできています。 さすがに設計思想、テクノロジーの差は感じざるを得ません。

ただ、先々代も味があります。 特に見えないところの溶接もしっかり、かつキレイに施されており、クラフトマンシップを感じます。 それに比し、最新型は強度は向上していると思うのですがコスト削減の徹底からか見栄えまでには意識がいってないようで少々、さびしくも思っています。 

  

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