面接でよくある失敗について ヘッドハンター想う
実力、経験、実績、人物面全てが合格点以上の方が、よもやの選考脱落というケースは多くはないのですが、ゼロではありません。 今回は最も代表的なケースをご紹介したいと思います。
それは、複数回以上の面談を実施することからくる「慣れ」の問題と、逆のケースとして、度重なる面談による緊張から精神力が続かず、最終社長面談でアウトになってしまうケースです。 それぞれのケースと対策を下記に記します。
ケース①慣れからくる緊張感の欠如からアウトとなる場合。
対策 複数回選考が進んでくると、面談に慣れてきたり、質問したいことも尽きてきてしまいます。 通常のケースですと、選考が進めば進むほど、より採用に大きな影響力をもつ方との面談になります。 そのため、選考が進めば進むほど、緊張感を高め、よりアグレッシブ、前向きな姿勢で面談に臨むべきです。 しかし、往々にして、この「慣れ」の問題から、ここ一番という前向きさを示さなければならない時に、「並み」のインプレッションしか与えられず選考に落ちてしまう、という事態が少なからず発生しています。
重要なポイントは、「あなたにとっては何度も受けている面談かもしれないが、面談者にとっては、あなたに会うのが今日初めての経験である」ということです。 毎回毎回、新鮮に気持ちで選考にあたるべきなのです。 最期の「締め」の面談の際に、「何か質問は?」と問われ、サラッと「ありません」では志望意欲があるのかどうか真剣に疑われてしまいます。 この事態は採用の現場だけでなく大口商談をまとめる際のプロセスにも同じ教訓が活きるのでは、と考えています。 プロは1回、1回のプロセスに気を抜かないものです。
ケース②度重なる面談の連続により精神力が続かず最終面接でアウトとなるケース
対策 そもそも精神力が弱かったので落ちてしかるべき、という議論もありますが、本当にもったいない話しだと思います。 速攻性のある対策はありませんが、やはり日々の業務に自身のポテンシャルの120%以上を使って常に仕事に打ち込んでいると、このあたりの精神力もついてくるのではと思います。 また、肉体的な強靭さも強い精神力の支えになりますので肉体的鍛錬も必要といえそうです。
エグゼクティブ・クラスの採用の現場においても、日本法人の面接で数度、海外本社とのテレカンで数度、最後に海外本社の要人が来日して最終面接。 結果、動き始めてからオファーが出るまでに半年以上かかることも珍しくありません。 日々の業務に猛烈に打ち込みながらプラスアルファでこの活動なので、よほど精神力を鍛えておかなければなりません。
また昨今は景気低迷により企業側の採用スタンスはかなり厳選採用スタイルです。そのため選考期間の長期化、面談回数は増加の傾向があります。 ジュニア、ミドル・クラスにとって全く関係のない話ではありません。
ご参考になりましたら幸いです。
P.S.
いつもは、仕事を追いかけているスタイルですが、珍しくここ数週間は「仕事に追いかけられている」印象です。 レスが遅くなり少々ご迷惑をおかけしている方々にはこの場を借りてお詫びさせていただきます。
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