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2009年3月

2009年3月23日 (月)

人様に迷惑をかけない範囲で、ワガママに生きてみよう、ヘッドハンター想う

 「人様に迷惑をかけない範囲で、ワガママに生きてみる」、という言葉は、仕事のできるビジネス・パーソンから聞いた言葉です。 お話しをおうかがいした瞬間も、「なるほど!」と感じたのですが、時間が経つにつれてさらにその言葉の含蓄に感じいっている次第です。 「人様に迷惑をかけない」という他者意識、倫理観を持ちながら、「ワガママに生きてみる」という、自身の欲求を追及するバランス感覚が巧みかと考えています。 

 ヘッドハンターとしてさまざまなビジネスパーソンにお会いするのですが、やはり、良いキャリアを築かれている方々は、ご自身の志向性・方向性がかなりはっきりされています。 逆にそうでないビジネスパーソンの方々はご自身の志向性・方向性があいまい、不明瞭であることが多いかと感じています。 また、ご本人の志向性・方向性がはっきりしていても、なにかしらの「周囲の目」が気になって、「本当に自分がしたい」と考えていることに注力できていなかったりします。 私が特に「もったいない」と感じる時は、ご自身の志向・方向性を妨げている「周囲の目」が、実は自分自身から強固に創り出されていたりすることを感じる時です。 こういった時には、背中を押させていただくお手伝いをさせていただいていたりします。 

 世の中全体的に、「ワガママに生きてみる」ということに、もう少々、貪欲であっても良いかと感じています。 その際は、「人様に迷惑をかけないことを忘れずに。

 ご参考になりましたら幸いです。

P.S.

 先日の東京マラソンはすさまじい天候のもとで実施されましたね。 参加された方は、おつかれさまでございました。

 今回は私が仕事柄会ってきた方で、実年齢以上に若く見える方がされてらっしゃるスポーツランキングを発表したいと想います。

1位 トライアスロン

2位 ジョギング(マラソン含む)

3位 水泳

 さすがに、トライアスロンはハードル高いですが、ジョギング、水泳は是非、トライしたいですね。 

 付け加えますが、仕事のできるビジネスパーソンの方々は肉体的強さをもっておられます。 

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2009年3月19日 (木)

「センス」は後天的に取得可能か ヘッドハンター想う

 ビジネス上においてもさまざまな分野において、「センス」は必要なものかと考えています。 「センス」の中でも特に「営業センス」はその良し悪しの度合いが極端なものとして語られることが多いかと思います。

 今回は特にこの「営業センス」に焦点を当てて述べてみたいと思います。 ヘッドハンターとして多くの「仕事のできる営業マン」に会ってきたのですが、やはり、仕事ができるだけあって、一目で営業センスがあるかどうかはおおよそ判ります。 また、これは一般のビジネス・パーソンの方であってもある程度は判別ができ、その評価に大きな差が出ることもないかと思います。 

 私はこれまでは、特に「営業センス」の部分においては先天的な要素が強く、後天的に学習したり努力してもその向上度合いはたかが知れているのではないかと感じていました。 しかし、営業センスが良く突出した実績を出しているビジネス・パーソンの方のお話しを深く聞いてみますと実際には、

「実は人見知りの方で、、、」、

「どちらかというと内気なほうで、、、、」、

「本当は言いたいことも言えないほうで、、、、。」、

「どちらかというとインドア派で人と会うより、読書なんかが趣味で、、、、。」

といった、本来の人としての性格としては決して「営業センスを生まれながらに持っていた」タイプとは異なることが多いという印象を受けました。

 では、なぜ、そういった方々が現在、「営業センスがある」と認識されるほどのビジネス・パーソンになっているのでしょうか? いろいろな方々のお話を総合して、その中からエッセンスを抽出してみますと、答えは単純ですが、「相当の努力をしている」の一言に尽きます。  数多くの失敗から学び、少しづつ成長していき、現在のレベルに到達しているわけです。 プラスして述べると、「頭だけの努力」だけでなく、「行動を伴う努力」を積んでいます。 さらにプラスしますと、ロジックだけでなく、「人として好かれる技術」も磨かれています。 

 「営業センス」というと、なかなか向上させにくいスキルとして考えられがちですが、この「センス」においても、「圧倒的な努力」により向上可能であることが、仕事のできるビジネス・パーソンから分かります。 一流のプロ野球選手でも3割打てばスゴイわけで、まずは打席に立つ = 努力する、ということが重要な訳です。 打撃練習もそこそこに座学だけやり、ウンチクだけ語っているようでは打席に入ってヒットなど打てるわけない、ということです。 

 蛇足ながら、「営業センス」がなさそうなビジネス・パーソンの方ともお話しをする機会があります。そういった方々には、センスをもつかむほどの「圧倒的な努力」をした形跡をなかなか見受けることはできません。

 本日のポイントとしては、「営業センス」のような、単純に「センスの問題」の片付けられてしまいそうなことであっても、努力でなんとかなる、ということです。

 ご参考になりましたら幸いです。

P.S.

ぐっと春らしくなってきて、早朝の気温も厳しさがなくなってきました。 景気にもいい影響が出ればと祈っています。 

 

 

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2009年3月13日 (金)

「業界」について補足。 「分かりやすい業界」について ヘッドハンター想う

 「業界」について、プラスしてコメントを述べてみます。 ヘッドハンターとして「普通」のビジネス・パーソンの方々よりも多少幅広くさまざまな業界を見ている経験から感じていることは、「分かりやすい業界」、「万人ウケする業界」ほど、業界内での競争が激しく → そのため利益率が低く → 結果、社員への給与水準が低い という構造になっていることが多い、ということです。 具体的にこの業界はそうかもしれない、というのはここでは差し控えさせていただきます。

 多くのビジネス・パーソンの方々が、無意識、もしくは意識的に「分かりやすい業界」に魅力を感じているように思います。 「人それぞれ」ではあるので、「人それぞれの」の多様性あるキャリア選択で良いとは思います。 しかし、ビジネス・パーソンとして40年近くサラリーを安定的に獲得していく、という視点から考えると熟考の必要あり、と感じています。 ざっくりと理由を述べてみますと、「分かりやすい業界」はそのビジネス・モデル自体が既に陳腐化、コモディティー化が始まっている、もしくはそうなっているため、高収益を実現しづらい環境にあるからです。また、既に現時点から業界としての縮小均衡が始まっていることが多く、その業界で働くビジネス・パーソンが今後数十年、幸せでいられる可能性は極めて厳しいのでは、と考えているからです。

 逆に、「ちょっと分かりづらい業界」についてはどうでしょうか。 当然、ビジネス・モデル自体の精緻な検証・確認は必須ですが、こういった「ちょっと分かりづらい」ポイントにビジネス・モデル、企業としての競争力の源泉などがあったりします。 また、現時点で「ちょっと分かりづらい」ということは、マーケット自体がエアポケットのような状態ともいえ、莫大な先行者利得が獲得できたり、ニッチ・トップとしての地位を築き磐石な経営体制を築くことも可能になったりします。 

 また、経験的に、「○○業界の大展示会開催」とひとくくりで表現されてしまうようになると、既にその業界のピークが来たのでは、とも感じています。高い競争力を持ち、高収益、社員の給与水準も高い企業は、「○○業界」とひとくくりで表現が難しいようなポジショニングにいたりすることも多いかと感じています。 こういった企業の逆の悩みとしては、「業界の展示会に参加したいが、どの展示会に出たらいいのか正直迷う」というようなケースもあります。  

 多くのビジネス・パーソンが、現状の自身の業界の盛況感に安住し、「今後、数十年、ビジネス・パーソンとしてどうサバイブするのか」といった危機感の感覚が希薄なことを少々、心配しています。 「健全な危機感」は常に持っておきたいものです。 「仕事のできるビジネス・パーソンは常に危機意識を持っており、未来に備えています。

 「分かりづらい業界」こそ、もしかしたらチャンスかも知れません。

 ご参考になりましたら幸いです。

  

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2009年3月12日 (木)

働く職種、企業も重要だが、もう少し、「業界」にも留意してみよう ヘッドハンター想う

 ビジネス・パーソンが転職する際に、職種、企業、ポジション、年収などは留意されている方々がほとんどです。 しかし、業界のことまでしっかりと考えている方となると以外に少ないのでは、と感じています。

 企業を検討している段階でその属している業界も当然検討済み、という意見も聞こえてきそうです。 しかし、多くの場合は、無意識のうちに「自身の既に知りうる情報だけ」で判断してしまっています。 そのため、自分の知っている業界がオーバーウェイトの評価になってしまい、「知らない」業界についてはアンダーウェートな評価になりがちです。 手前ミソですが、こういった際に幅広い業界のトレンドを知るヘッドハンターにセカンドオピニオンを求めてみる、というのもメリットのある方法かと思います。  

 ヘッドハンターとして、なぜ今さら、「業界」の話しなのでしょうか。 ポイントは各業界によって各々のトレンドがあり、(たとえば黎明期、勃興期、流行期、反動期、成長期、安定期、回復期、緩やかな衰退期、衰退期、没落期、消滅期などなど)、どんなに個別的に見て強い企業もその属する業界の影響を受けざるを得ないからです。 多くのビジネス・パーソンの目が「企業」に向いており、「業界」の研究が疎かになっていると感じています。 大胆に言えば、勢いの弱くなってしまって回復の見込みのない業界から足を洗い、成長力溢れる違う業界に挑戦する重要性がますます強まってきていると考えています。 

 確かに業界を超える転職は非常に難しいといえます。 しかし、仕事のできるビジネス・パーソンは軽々とそのハードルを越えていることも事実です。 決して珍しいケースではありません。 

 ヘッドハンターとして、少々残念に感じる瞬間としては、「今さら、その業界にこだわるのか、、、。 少しづつでも、その業界からは足を外し気味にいった方がいいのにな、、、。」と感じる時です。 「一つの業界どっぷり」作戦も否定はしませんし、ハイリターンを得る方法のひとつと認識もしているのですが、やはり、属する業界の栄枯盛衰感は、まるっきり無視してよい時代ではなくなったとも感じています。

 あなたが自分自身を投資している「業界」はどのような状況でしょうか?

 多くの方々が、「現在、エスタブリッシュメントでブランドがあり、安定感があるけれども、正確には衰退に向かっている業界」を好む傾向があるのでは、と心配しています。

 今一度考えてみることをお勧めします。

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2009年3月10日 (火)

リストラについて ヘッドハンター想う

 ヘッドハンターとして最近の正社員のリストラについて感じていることを述べてみます。 (敢えて、「ヘッドハンターとして」としての役割を意識して述べてみます。 1個人としては若干、表現はやさしくなりますので)

 改めて述べるまでもなく、最近のリストラの規模はすさまじいと感じています。 これまでは、どこかの業界でリストラがあったとしても、同業界の他の企業や他業界が雇用を吸収していました。しかし、最近は全産業がおおむね元気がない状況のため、一個人としての雇用の確保も本当に厳しいのではと感じています。

 ヘッドハンターとして、リストラされてしまった人やリストラ予備軍の方々に述べたいことは、不幸せな状況に陥ってしまったことを嘆いたり、社会や政治や企業が悪いと声高に叫んだとしても、状況には一向に好転しない、ということです。 

 自身が、今回のような事態(リストラされたり、リストラに怯えている)にまでなってしまったここ数年の動き方を反省し、次回にしっかりとこの教訓を活かすべきかと考えています。誤解を恐れずに言えば、「ゆで蛙(カエル)状態」だったわけです。 (初めて、カラーにしてみました。それだけ、ポイントです。) 

 では具体的にはどうすればいいのでしょうか。 私としては下記点を強くお勧めします。

1、自身の業界、勤務先の状況を日々、ウォッチしておく。 

  企業として、このメガ・コンペチションの時代を生き残れるだけの競争力をもっているのか、冷静な眼で見ておく必要があります。

2、世の中の動きも日々、ウォッチしておく。 

  既に、「勤務先だけのことを考えておけば良い時代」は終わっています。 世の中の動きも冷静に押さえていなければ、恐竜のようになってしまいます。 テクノロジー、エネルギーの動きは特に活発に動いています。 これに乗るか、落ちるかで相当の開きがあります。 

3、一人のビジネス・パーソンとして、欲を言えば、「ステップアップ転職」、最悪のケースでも「横滑り転職」できるだけの、キャリア・マーケットでのバリューがあるか確認しておく。 実際のところ、あなたでの社内での評価の7~8掛けがキャリア・マーケットでのバリューであることが多いです。 リストラにあった人の場合は、5掛け以下、ということも珍しくありません。 欲を言えば、「君さえよければいつ来てくれてもいいよ」といっていただける先を常に複数確保しておくぐらいがちょうど良い時代になったかと考えています。。

(弊社用語集}

転職時の良い状態順に

上:「ステップアップ転職」もしくは「右肩あがり転職」

中:「横すべり転職」

下:「右肩下がり転職」

1,2,3、かなり当たり前のことを書いたつもりですが、このことがしっかりとできていないビジネス・パーソンが多いと痛感しています。 また、逆に、「仕事のできるビジネス・パーソン」は、当たり前のように日々、実践しています。 

ご参考になりましたら幸いです。

P.S.

リストラされてしまったら、悠長なことは言わず、退職から3~6ヶ月以内の就職をすることを強くお勧めします。 6ヶ月以上、職歴が空いてしまっては、普通の人材紹介会社でも力を入れません。 また、企業サイドからみても、「これだけ、職に就けなかった人なので、何か問題があるのかも?」といったネガティブな印象からのスタートになってしまって不利です。 

 この状況ではもはや、「自身が何がしたいか」、ではなく、「自分がキャリア・マーケットの中で何ができるのか」といった視点が必要かと考えています。 「自分のしたいこと」を優先し、職につけず、キャリア・バリューがどんどん低下している方は少なくないと思います。ご留意されてみてくださいませ。

現在、無職の方、是非、毎日、運動することを強くお勧めします。 健全な肉体がなければ健全な精神状態を維持することは難しいです。 強い気力がなければ、長い面談も戦い抜けません。 

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