マクロ的に転職のタイミングを考えてみる、ヘッドハンター想う
そろそろ今年と来年の手帳の入れ替えのタイミングを図っているころではないでしょうか? 私は今週末に切り替えを完了する予定です。 振り返ってみるとやはり年始には想像もしえなかった状況になっていますね。
さて、今回のテーマ、「マクロ的に転職のタイミングを考える」は若干、堅い感じですが、簡易に表現すれば「内実ともにステップアップと言える転職のしやすい時期はいつか」ということです。 答えから言うと、やはり景気の良い時の転職の方が「ステップアップしやすい」と考えています。 景気の良い時の方が組織拡大、新規事業立ち上げ、拠点増設、などに伴い純増ポジションが増える傾向があります。 また、景気が良い場合に「引き抜く」となると、年収アップのオファーは必須となるため年収も上げやすい環境かと想います。 逆に、景気が悪い時ですが、純増ポジションも少なく、年収の提示も渋くなりがちな傾向があります。 このあたりは多くのビジネス・パーソンが肌感覚で感じてらっしゃるとおりかと思います。
ビジネス・パーソンのキャリア構築において、この「景気の変動」は大きな影響を与えると考えています。 ヘッドハンターとして、少々、残念に感じていることは、多くのビジネス・パーソンが自身のジョブや職場や会社や業界や日本経済の状況が「しっかり」と悪化が確認されてから初めて「転職」を意識しだす、ということです。 自身の周りの環境の多くがネガティブ・トレンドに入ってしまっては、大きくジャンプ(転職)しようとしても、見えない負の引力のような力が働いてしまい、思い通りの着地が難しかったりします。 ヘッドハンターとしてのアドバイスとしては、やはり、外部環境、最も大きな要素である景気動向あたりも意識しながらキャリア・バリューを高める選択肢を冷静に分析し、チャンスあればトライするぐらいの行動力、準備が必須の時代になってきたと感じています。 実際に、大きくキャリア・バリューを上げている方はそうしています。
私の実感としても、2009年は大変厳しい時代になるかと思います。 この閉塞感漂う状況は数年は続くと思います。 ここはしっかりと耐え、次の景気好況期に大きくジャンプできる心づもりをしておくことが重要かと思います。 そういった時に、「ふっ」と気を抜いては。キャリア・バリューも上げにくいかと思います。
ご参考になりましたら幸いです。
P.S.
全体的にはキャリア・マーケットも非常に厳しい状況です。ここ数年、経験したことがないような状況です。 しかしながら、全てがダメか、というとそうでもなく、個別にしっかりとした企業からは魅力あるポジションが継続的に入ってきています。 仕事のできる方はご安心ください。(ただ、選考のハードルは確かに上がってきていると感じています)
また、いらぬ予測ですが、手広く商売をしている人材紹介会社は相当数、淘汰されてくるものと考えています。 ここ数年拡大傾向を見せていた20代あたりの層と新卒採用支援系の会社はかなり厳しい展開となりそうです。 このあたりのビジネスを展開していた企業は自社採用のための雇用吸収力もあったりした業界なので、一気に人材が放出されるとまた一波乱あるな、と感じています。
キラリとした強みをもつ、スカウト型、ブティック型はしぶとくサバイブするとも考えています。 この「環境の変化」にも弊社もしっかりサバイブできるようがんばりたいと考えています。
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