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2008年12月

2008年12月25日 (木)

仕事のできる人のコミュニケーション術 ヘッドハンター想う

 仕事のできる度合いとコミュニケーションのうまさのレベルはほぼ比例すると考えています。 仕事のできる方々にビジネス・コミュニケーションのコツをおうかがいしたところ、一つ興味深いお話しをおうかがいしました。

 コミュニケーションのレベルを上げる手法はいろいろあるかと思います。その中でも最もベーシック、と言いつつ、以外に出来てない方が多いポイントとして、「コミュニケーションの手法のレベルを相手に合わせる」ということがある、とのことです。 具体的に言うならば、メールならメールで、電話なら電話でと、コミュニケーションの手段のレベルを同レベルでまずはやり取りする、ということです。 昨今はビジネス・スピードが早まってきており、無意識に焦ってしまって、このレベルを容易に超えがちですが、この「コミュニケーションのレベル」を超える瞬間には、「コミュニケーション・レベルを超えるに足る話の内容・バリュー」が必要になってきます。 せっかくコミュニケーションの手法のレベルを上げたのに、話しのバリューが上がってない、では、つまらない人となってしまいます。

 具体的に言えば、メールでやり取りした内容をそのまま電話で同じ内容をもう一度確認したりする行為などは相手に、「この人はメールでやり取りした内容を理解していないのでは? 文章の理解力が弱いのでは? メールのやり取りでビジネスを前に進めることができないぞこの人とは、、、、。」などと思わせてしまいます。 また、メールでやり取りする中でお互いの信頼関係が構築できていない段階で、いきなり電話するという行為も、「どうも人と人の心理的距離感が分かってないな、、、。」と思わせてしまいます。

 「コミュニケーションのプロ」の場合は、意図的にこのコミュニケーションのレベルを敢えて超えてみて、一気に両者の距離感を縮めるという、「達人テク」ができたりします。 しかし、これはあくまでも「プロ」の技であるので、素人がプロぶって使うにはかなりリスクのある行為だと思います。 「分かってないな、、、。」で終わってしまっては非常にもったいないといえます。 

 ビジネスの基本中の基本ですが、「ビジネス・コミュニケーションのレベル」について、今一度、意識してみるのも良いかもしれません。 また、これは「プロ」に聞いたテクですが、相手にズバリ、「どのようなコミュニケーション手法がお好みですか? メール、電話、どんな感じでしょうか」と聞いてみるのも手です。 やはり、相手が気持ち良く感じるコミュニケーション手法をとる、というのがビジネスをうまくまわすポイントかと思います。 

 ご参考になりましたら幸いです。 

 

 

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2008年12月24日 (水)

「起きていることは全て正しい」、ヘッドハンター想う

 タイトルを見てピンと来た方は情報感度の高い方かと思います。 この「起きていることは全て正しい」というコメントは、勝間和代さんのコメントになります。 勝間和代さんのコメントは鋭いものが多いと感じているのですが、その中でも特に今回の「起きていることは全て正しい」については短い文章の中に鋭い指摘を込めたものだと考えています。 

 ビジネスで成功されてらっしゃる方の特徴として、この「起きていることは全て正しい」という感覚を持ちながら現実世界をしっかり生きている方が多いと感じています。 「今、こうなっているから、次にこうしなければならない」というイメージでしょうか、現状の把握が非常に的確です。 プラスしていうなら、自分自身がコントロールできる範囲には全力を注ぎますが、自身がコントロールできない範囲においては、ムダな努力をしません。 無駄な努力どころか、意識を向けるのももったいない、といった印象です。 現実をしっかり受け入れ、その上でさらに自分に何ができるのか、どう変えられるのか、といった非常に現実的なマインドを持っています。 自身の経験として、この「起きていることは全て正しい」という感覚をもって行動できる方は以外に少ないのではとも感じています。

 人間には多様性があってしかるべきなので、いろんな思考タイプがいて当然ですが、ビジネスで成功するためには、「起きていることは全て正しい」という現実の受け止め方は非常に重要かな、と考えています。 「なぜ、なぜ、」と「なぜ」の部分に深く入り込みすぎると身動きがとれなくなってしまったりします。 また、時間だけはさかのぼることはできませんので、「たら、れば」の世界を妄想するのも、将来に向けた建設的思考をするのにプラスになるとは言えません。 実際に起こっている現実をしっかりと見据えて、「実際、今後、どうするのか」が現実世界では非常に重要かと考えています。

 昨今の経済情勢の変化は凄まじいものがあり、数ヶ月先も正確に予測することが難しくなってきています。 また、予想や想像のできなかった事象が頻発しているのは皆さんの認識の通りだと思います。 アメリカが、金融機関が、政府が、あの企業、部署が、上司が、部下が悪い、といくら言ったところで目の前で起きている現実は変わらないのです。 しっかり現実を認識した上で、個々人が最善の意思決定と行動をとる必要性が増してきていると痛切に感じています。   

 繰り返しになりますが、「現実で起こっていることは全て正しい」と私も思います。この感覚をもって個人のキャリア・メイクを真剣に考えることが必須の時代になってきたかと考えています。 参考になれば幸いです。 また、お役に立てれば幸いです。 

P.S.

ほぼ週イチ更新をしておりますが、若干、空いてしまって恐縮しています。 言い訳が2点あります。 1点目は物理的・精神的に多忙であったこととです。 2点目は、このブログの書籍化の話しが上がっていまして、「書籍になるかもしれない」となった途端に「筆をとる」プレッシャーが上がってしまったことです。 書籍化の件は本決まりになりましたら改めてご報告させていただきます。 また、ブログについては今までどおり、「平常心」で臨みたいと思います。 今後もよろしくお願い申し上げます。

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2008年12月 9日 (火)

マクロ的に転職のタイミングを考えてみる、ヘッドハンター想う

 そろそろ今年と来年の手帳の入れ替えのタイミングを図っているころではないでしょうか? 私は今週末に切り替えを完了する予定です。 振り返ってみるとやはり年始には想像もしえなかった状況になっていますね。

 さて、今回のテーマ、「マクロ的に転職のタイミングを考える」は若干、堅い感じですが、簡易に表現すれば「内実ともにステップアップと言える転職のしやすい時期はいつか」ということです。 答えから言うと、やはり景気の良い時の転職の方が「ステップアップしやすい」と考えています。 景気の良い時の方が組織拡大、新規事業立ち上げ、拠点増設、などに伴い純増ポジションが増える傾向があります。 また、景気が良い場合に「引き抜く」となると、年収アップのオファーは必須となるため年収も上げやすい環境かと想います。 逆に、景気が悪い時ですが、純増ポジションも少なく、年収の提示も渋くなりがちな傾向があります。 このあたりは多くのビジネス・パーソンが肌感覚で感じてらっしゃるとおりかと思います。

 ビジネス・パーソンのキャリア構築において、この「景気の変動」は大きな影響を与えると考えています。 ヘッドハンターとして、少々、残念に感じていることは、多くのビジネス・パーソンが自身のジョブや職場や会社や業界や日本経済の状況が「しっかり」と悪化が確認されてから初めて「転職」を意識しだす、ということです。 自身の周りの環境の多くがネガティブ・トレンドに入ってしまっては、大きくジャンプ(転職)しようとしても、見えない負の引力のような力が働いてしまい、思い通りの着地が難しかったりします。 ヘッドハンターとしてのアドバイスとしては、やはり、外部環境、最も大きな要素である景気動向あたりも意識しながらキャリア・バリューを高める選択肢を冷静に分析し、チャンスあればトライするぐらいの行動力、準備が必須の時代になってきたと感じています。 実際に、大きくキャリア・バリューを上げている方はそうしています。 

 私の実感としても、2009年は大変厳しい時代になるかと思います。 この閉塞感漂う状況は数年は続くと思います。 ここはしっかりと耐え、次の景気好況期に大きくジャンプできる心づもりをしておくことが重要かと思います。 そういった時に、「ふっ」と気を抜いては。キャリア・バリューも上げにくいかと思います。 

 ご参考になりましたら幸いです。

P.S.

 全体的にはキャリア・マーケットも非常に厳しい状況です。ここ数年、経験したことがないような状況です。 しかしながら、全てがダメか、というとそうでもなく、個別にしっかりとした企業からは魅力あるポジションが継続的に入ってきています。 仕事のできる方はご安心ください。(ただ、選考のハードルは確かに上がってきていると感じています)

 また、いらぬ予測ですが、手広く商売をしている人材紹介会社は相当数、淘汰されてくるものと考えています。  ここ数年拡大傾向を見せていた20代あたりの層と新卒採用支援系の会社はかなり厳しい展開となりそうです。 このあたりのビジネスを展開していた企業は自社採用のための雇用吸収力もあったりした業界なので、一気に人材が放出されるとまた一波乱あるな、と感じています。 

  キラリとした強みをもつ、スカウト型、ブティック型はしぶとくサバイブするとも考えています。 この「環境の変化」にも弊社もしっかりサバイブできるようがんばりたいと考えています。  

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2008年12月 2日 (火)

この時期だから上司に聞いてみよう。 「私はあなたの期待に応えていますでしょうか?」 ヘッドハンター想う

 坊主も走ると言われる師走ですがみなさんいかがお過ごしでしょうか? 昨今の経済情勢の厳しさは言うに及ばずですが、ホワイトカラーのキャリア・マーケットも2009年は2008年よりも厳しいものになるのではないかと予測しています。

 キャリア・アップも重要ですが、「自身の雇用の確保」も非常に重要なことかと考えています。 より充実した、そして磐石な就業体制を確立するために、ここで提案があります。タイトルでも述べましたが、あなたの上司に対して「私はあなたの期待に応えていますでしょうか?」と質問をしてみることをお勧めします。 また、質問するだけでなく、より突っ込んだディスカッションをしてみることをお勧めします。

 多くのケースとして、「自分による自分の評価」と「他人から見た(特に上司)あなたの評価」には少なからずギャップがあるものです。 誤解を恐れずに言えば、そこには大きなギャップがあったりするケースが多かったりします。 ビジネス・パーソンとしてより高い評価を得て昇給・昇格するために、もしくは最低でも自身の雇用を確保するためにも、上司からのフィードバックを得ておくことは非常に重要です。 腕に自信のあるビジネス・パーソンほどこのあたりを軽視してしまう傾向があるため、より注意が必要です。 「上司は分かっているだろう」、「分かっていないわけはない」、「自分のやっていることは上司の意向に添っているはす」という錯覚・誤解は時として重大な意思決定の引き金を引いたりします。

 上司と、自身の役割・評価・今後のキャリア・プランなどについて、十分合意が得られれば継続して就業すればいいわけです。 逆に思いがけず、両者に深い溝が発覚した場合は、静かに次のキャリア・オポチュニティーを探せばいいだけです。 私が人材ビジネスに入る前の勤務先の先輩から頂いた言葉に、「上司は部下を選べる。部下は会社を選べる」というものがありました。 当時もなるほど、と思いましたが、これぐらいの緊張感を持って職務に取り組んでおくと、個人・会社ともにハッピーな関係が維持できるのではないかと考えています。 

 少々、照れくさいかもしれませんが、是非、聞いてみてください。 

 「私はあなたの期待に応えていますでしょうか?」

 あなたのキャリア構築に有益な示唆が得られるものと考えています。

 ご参考になりましたら幸いです。 

  

 

 

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