« 2008年5月 | トップページ | 2008年7月 »

2008年6月

2008年6月27日 (金)

やはり「仕事の量」は重要です。 甘えてはいけません。 ヘッドハンター思う

 最近、ワークライフバランスという言葉が流行っています。この概念自体はとても素晴らしいと考えていますし、弊社でも実践しています。(実践されているはず?) 

 しかし、ちょっとこの考え方が誤用されているケースが多いのではと感じることが増えてきました。 単純に思いっきり仕事漬けになるのを避ける時のエクスキューズとして使われている印象がしています。 私なりに考えると、仕事をする時としない時のバランスをうまくとる、ということかと考えています。

 仕事のできる方のお話しを聞くと、いつも感心するのがその圧倒的な仕事量です。 しかも、一流大学を出て、難関資格を在学中に取得していたり、一流企業に就職し激務な環境の中でがんばっているような方が、「私は仕事の量では誰にも負けたことがないです」とサラっとおっしゃっていたりするのをお聞きするたびに、「そもそも仕事の質の高い方が、圧倒的な量をこなすと、質 X 量 = パフォーマンスの差はすごいだろな」と恐ろしくなったりします。 凡人がこういった方に勝つのはまず無理でしょう。

 ビジネスパーソンとしては「質」で勝負したいところですが、ここで勝つというのは生半可な努力では難しいでしょう。 しかし、「量」で勝つことは努力と意思次第でできることです。 まずは、「量」で負けない戦略をとることが、自分より優位な状況にいる相手に勝つための最低限必要な戦略といえるでしょう。 「量」で負けていれば、勝てるわけがありません。 簡単な図式、「質 X 量 = パフォーマンス」で考えれはどこを強化すれば良いか一目瞭然です。

 私見を述べれば、ワークライフバランスという言葉は30歳半ばぐらいまでは使うにはおこがましいと感じています。(当然、お子様がいらっしゃったり、なにかしら仕事以外に注力しなければならない事象がある方は別です)  「どれだけ働かせていただけるんでしょうか?」と目を輝かせて聞くぐらいが美しい姿といえるでしょう。 また、変化の激しい時代ですのでできるだけ早く「成り上がって」おく必要があるとも感じています。できるだけ早いうちから「輝いて」おかないと将来暗いと思います。 皆と横並びでマッタリ、というビジネス・スタイルでは本当に将来暗いと思います。

 ワークライフバランス、という言葉を、真剣に仕事に打ち込むべき時に、できない・しない時のエクスキューズとして使っていないでしょうか? 超激務の環境でもワークライフバランスを保つことはかなり可能です。(できない時も一時的に当然あるでしょうが、、、。) ご参考になりましたら幸いです。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年6月23日 (月)

気をつけよう。「携帯電話のマナー」 ヘッドハンター思う。

 このブログを読んでいただいている方には全く参考にならないかもしれないのですが、「携帯電話のマナー」について一言述べてみたいと思います。

 海外出張の多い方や外資系企業にご勤務の方なら実感されていることも多いかと思いますが、欧米人の携帯電話での会話の際の音量というのは極めて小さいものです。携帯電話を持っていなければ、携帯電話で通話していることすら分かりにくいレベルかと思います。  逆のケースで言えば、公衆の面前でおもいっきり大きな声で話している方というのは、マナーが悪いことは言うに及ばず、企業情報や個人情報の流出というリスクまでも高めているといえます。

 ヘッドハンター的に分析しますと、自身の声の音量をコントロールできる能力というのはその方の知的な強さに比例していると考えています。 声のトーンが急に上がる方や声が上滑りの方は、自身の感情のコントロールが弱い方が多いため、ビジネスパーソンとしては、やや弱い、というネガティブ・イメージになります。 みなさんも実際に、エグゼクティブの方で声のトーンが大きく変わる方、というのは見たことがないと思います。 

 プラスして言えば、携帯電話の通話の際は、自分と周囲の環境の空間認識能力がよく分かります。 具体的に言えば、新幹線やホテルラウンジ、食事の場所などで、あたり構わず、声の音量を全く気にせずしゃべり始める方というのは、この空間認識能力が極めて弱い方、ということになります。 こういった方は、無意識のうちにビジネスの進め方が独善的になっていたりする傾向が極めて高いため、管理職として活躍するには適性がない、ということになります。 具体的に言えば、こういったタイプは部下を公衆の面前で思いっきり叱ったりすることをなんとも思わない、ということになります。

 携帯電話の取り扱い一つでもビジネスパーソンの力量は相当程度はかれたりします。 今一度、チェックされてみることをお勧めします。

P.S.

実際にあった話しですが、超一流コンサル会社で最終面接まで進んだ方が、面接終了後、そのオフィスビル1階で傍若無人なスタイルで携帯電話で通話している姿が目撃され、「即アウト」になった方がいます。 他山の石としましょう。 個人的には「こうなるからリスクが高まる」、という発想ではなく、やはり、「マナー」として自分を律していきたいものです。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年6月15日 (日)

「アイスブレイク」についてヘッドハンター思う

 仕事のできるビジネスパーソンから最近聞いた話をひとつ。 皆様、「アイスブレイク」という言葉をご存知でしょうか?

 「アイスブレイク」とは直訳すると、「氷を壊す」という意味であり、ビジネスの世界では初めて会った者同士がビジネスの本題にいきなり入る前の緊張をほぐし、よい良い関係を築くための小さいトーク、ということです。 カタカナ言葉なので、「また新しい概念?」といぶかしがる必要もなく、結構自然と使われていたります。 例えば、「今日は暑いですね」、「昨日の野球の結果はこうでしたね」なども「伝統的な」アイスブレイクの実例と言えます。

 「なんだ、簡単じゃないか、、、。」と思ってはいけません。  仕事のできるビジネスパーソンいわく、この「アイスブレイク」については簡単なようで非常に奥が深いとのことです。 この方がアイスブレイクネタを考える際に特に気をつけている点としては、下記の通りです。

1、相手のビジネスニーズを想定。

2、相手の業界、会社、部署、個人の状況を想定

3、その上で、テーマの絶妙な重さ加減を調整する。

  (プラスして、自身の知的さ、準備の周到さがさりげなく伝わるのがベスト)

 アイスブレイクにここまで気を使って、イントロからのコミュニケーションのレベルを上げているビジネスパーソンとそうでない方のビジネス・パフォーマンスの差は天と地との差になることは自明だろう、ということがよく分かります。 「今日は暑いですねぇ~」、「昨日の阪神戦はどうの」のレベルだと非常に悲しい、ということがよく分かると思います。 特に相手が野球が好きなのか、阪神が好きなのか事前に知らない状況でこういったテーマを出すこと自体、「相手のことを考えてない」ということになるので、ビジネスで戦う前に即死と言えましょう。

 また、その方からのアイスブレイクの用法について若干の注意点が下記の通りです。

1、アイスブレイク合戦、になることを避けよ。

 相手も「一流系」ビジネスパーソンの場合は、良質なアイスブレイクを用意していることが多い。 アイスブレイク・ネタを披露するのが主目的ではないので、相手のペースに合わせるのも一手。 その上で余裕がある場合は、「こちらもひとネタありまして」と合わせるというのも一手。

2、相手を瞬時に分析せよ。 バカのひとつ覚えでアイスブレイク攻撃一本でいくな。

 なかには、「本題からいきなり入りたい」という方もいます。 そういった方に気合いを入れてアイスブレイクネタを披露していては、「間が悪い人だ。」「頭が悪い人だ」と感じさせてしまいます。 会った瞬間に「間合い」をつかむことが重要だそうです

 参考になりましたら幸いです。

P.S.

1、私も仕事柄、初めて会う方が非常に多いですので、「良質な」アイスブレイクネタは常に考えようにしています。

2、今回、お話をうかがった方も、最初はなかなかうまくアイスブレイクネタを考えるのが難しかったり、相手との距離感がつかめず苦労したとのことです。 日々、継続して意識しているうちに能力が向上してきたとのことです。 また、よいアイスブレイクができるほど、ビジネス成功の勝率も上がってきているとのことです。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年6月 7日 (土)

「やりたいことではなく、やれることをしっかりやる」 ヘッドハンター思う

 ここ最近、30代前半で日系上場企業の管理職、役員クラスになられた方のお話を聞く機会が連続してありました。

 「日系上場企業」というところがミソで、ひらたく言えば、日系上場企業の場合は、どうしても年功序列的な雰囲気が抜けない企業が多いのが実情です。そういった環境の中で若くして、管理職・役員クラスになるというのは想像以上の壁があるなかでの快挙ということになります。 実際には、部下の半数以上が自分より年上だったり、経験値も上の方をマネジメントしなければならないわけです。

 「30代前半で日系上場企業の管理職、役員クラスになられた方」が、いかにしてそのチャンスをつかんだかに非常に興味があるわけですが、以外にもその答えの本質はシンプルかつ共通しているものがありました。

 もったいぶらずに答えれば、その本質は、

「自分がやりたいことではなく、やれることをしっかりやる」

「自分がやるべきことをしっかりとする」

(世の中、自分の仕事をしっかりとやっている人は以外にかなり少ない)

 でした。

 

 かなり含蓄のあるコメントで、「分かる方」には心に染み入るように深く刺さっているはずです。 少々、ど忘れしましたが、ピーター・ドラッカー氏も若者に送るアドバイスとして、同じようなコメントをしていたことを思い出しました。

 批判を恐れずに言えば、自身の仕事もしっかりできていないのに、さまざまな勉強や活動をして、自身のエネルギーを浪費している方々、を少なからずみます。 タチが悪いのが、なまじ勉強して頭がよくなっている(ような錯覚)ので、先のことばかり考えて、今現在の自分の立ち位置が非常に弱かったりします。 弊社のヘッドハンターであれば、このあたりはズバリと見抜きますし、経験豊富なビジネス・パーソンであればなおさら見抜くとも思います。 今の職場で「輝いて」いなければ、昇格もできず、ステップアップ転職もできず、将来的にもエグゼクティブ層にも入れず、起業も難しいでしょう。

 

 あらためて示唆に富んだ、成功しているビジネスパーソンからのコメントでした。

「自分がやりたいことではなく、やれることをしっかりする」

「自分がやるべきことをしっかりとする」

参考になりましたら幸いです。

P.S.

こちら、ビジネスとしては盛り上がりシーズンとなっており超多忙状態です。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2008年5月 | トップページ | 2008年7月 »