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2008年2月

2008年2月23日 (土)

「変化が激しい」ではなく、「想定外」のことが当たり前のように起こってくる時代です。

 時事ネタのため、この記事を読むタイミングによっては、「過去の話」になってしまいそうですが、マイクロソフト社のヤフー社買収の「本格的」な動きについては、びっくりされた方も多いのではないでしょうか? マイクロソフト社が提示した買収金額もさることながら、ヤフー社が「その金額では折り合えない! 安すぎる!!」と返したあたりも、さすが、と思いました。 展開を注視したいと考えています。

 既に2008年も2ヶ月が終わろうとしていますが、昨今のビジネス情勢は、「変化が激しい」では説明が足りず、「想定外のことが平気で起きてしまう」情勢になったかと感じています。 「働いて稼ぐ」ということも、外部環境の変化(勤務先の変化)に柔軟に対応できるだけのビジネススキルを身につけておかなければ、いつ冷や飯を食べるはめになるか分かりません。 このあたりの感度が高いかどうかも、ビジネスマン人生をサバイブしていくのに必須な要素となってきていると考えています。 逆に、こちらが心配になるほど、鈍感な人もいます。  

 「調子の良い時」ほど、自身のキャリア・バリューをチェックし、キャリア・オポチュニティーのメドをつけておくことをお勧めします。 なぜなら、「調子が悪くなった時」ほど、自身のキャリア・バリューは相対的に落ちていることが往々にして多いからです。

 一時はやった「想定外」ですが、もはや、想定外のことが平気で起こる時代です。キャリア・バリューのチェック、キャリアの選択肢(カード)を常に確保しておくことは非常に重要なことになってきています。 そういった面で中・長期的なご支援が我々でできればとも考えています。

 ご参考になりましたら幸いです。 

 

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2008年2月16日 (土)

「自分のキャリア50%上方修正計画」 今のままでは8割の人は「漂流社員」になる!

 今回のタイトルはいかがでしょうか? 基本的には、私の考えとかなり「同じ」ものになります。

 かなり「同じ」、と表記したのは理由があります。 その理由は今回のタイトルである、『 「自分のキャリア50%上方修正計画」 今のままでは8割の人は「漂流社員」になる! 』、は私が考え出したものではなく、ある雑誌の表紙コピーなのです。 しかもその雑誌は、「プレジデント」という、おそらく40歳以上のミドルクラス以上のバリバリと働いてらっしゃるビジネスマンをターゲットにした雑誌になります。 ご参考までに、2008年1月14日号です。 ご興味があればご一読を。

 この、「自分のキャリア50%上方修正」というフレーズも、20代のビジネスマンをターゲットにしているならいざ知らず、ミドルクラス以上のビジネスマンに「50%上方修正しなさい!」と表現している訳で、相当過激な表現かと一瞬思いました。 しかし、現実的にはそれぐらいストレッチされた目標でも持っておかないと、その会社でサバイバルすることすら難しい世の中になっていることを的確に捉えていて、ヘッドハンターとしても、「なかなかやるな」と思った次第です。 ヘッドハンターが候補者に、「自分のキャリア50%上方修正です!」と言っても、なにか胡散臭い印象を与えてしまうリスクがあると感じますが、いみじくもかなりの一流紙にこういった表現が載り、時流の変化も感じた次第です。

 また、私が強く同意している点は、「ダラっと働いていては、その会社で定年を迎えることも難しくなってきている情勢」であることを、キャッチーな表現で分かりやすく伝えている点です。 「漂流社員」とならないためにも、常に高いパフォーマンスを求めていくことが必須の時代になってきています。 キャリアのチャンスは社内だけでなく社外においても積極的に探索しておくべき時代になったかと痛感しています。 

 「自分のキャリア50%上方修正」、これは非常に高すぎる目標かと思います。 しかし、繰り返しになりますが、これぐらいストレッチさせた目標も持っておかないと、一瞬にして「取り残されてしまう」ほど、世の中の変化のスピードは早くなっています。 今一度、3年、5年、10年、20年、30年のキャリア・プランを考えておくことをお勧めします。 是非、ストレッチさせた目標を作ってみてくださいませ!

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2008年2月12日 (火)

「なぜ、留学帰り、MBA帰り、勉学終了者は使えないのか?(使えないように見えるのか?)」 ヘッドハンター思う

 「なぜ、留学帰り、MBA帰り、勉学終了者は使えないのか?(使えないように見えるのか?)」  また、キャッチーなテーマにしてみました。

 当然、全ての方が当てはまる、というわけではありませんが、結構、多くの方が陥りがちな点を指摘してみたいと思います。 逆に、この点を意識して行動様式をセルフ・マネジメントするだけで、ビジネスマンとしてのパフォーマンスは大きく向上するものと確信しています。

 「ビジネスの現場で使えない」と感じてしまう一番の理由の背景にあるのは、そもそもビジネスの現場と学問の世界は全く別物である、という感覚を忘れがちな点にあると考えています。 頭では分かっていても、一定期間、学問・勉学の世界にどっぷりと浸かってしまうと、この事実を忘れがちになります。 例えば、「ロジカルに考えれば解決できないことはない」、「努力をすれば必ず達成、解決できる」と錯覚してしまいがちになったりします。 特に、秀才タイプにこの傾向が強くでるとも感じています。

 ビジネスの達人であれば、本能的、もしくは経験的に、「ビジネスを進めることは教科書通りにできるほど、そんなに簡単なものではない。 心理学的なアプローチも、コミュニケーション手法も大きな影響を与えることがある。 ロジカルな思考を超えたあたりの解決法がより有効なこともある」、などと、「学問とリアル・ビジネスは全く違うものである」という感覚を持っています。 勉学で学んだベーシックな原理・原則やセオリーや方法論、解決手法などが大いにプラスになることは当然ですが、ビジネスを大きくドライブさせるための要素としては必要十分ではなく、それ以外のプラスアルファの要素がより重要だったりします。

 勉学に打ち込めば打ち込むほど、努力が成果に直結・比例する感覚を覚え、「何でもできてしまう錯覚」に陥りがちになります。 また、「頭がよくなった感覚」に陥り、周りの人がバカに見えて言動、その他において良好なコミュニケーションがとれなくなったりしがちです。 そういった行動様式では他人の共感を得ることができずに、必要な協力を得ることも難しくなったりします。 また、数年間勉学に打ち込むことによって、実際にリアルビジネスから離れ「ビジネスの勘」に鈍くなりきったうえで、リアルビジネスに復帰した際に、「ビジネスって言うのは~」と語りだしたりすると、周囲からの違和感はより増幅したりします。 学んだことをすぐに活かしてみたい気持ちも分かりますが、ここは「能ある鷹はツメを隠す」戦法がちょうどよかったりします。

 繰り返しになりますが、「学問とリアル・ビジネスは違う」という、当たり前の事実を十分に認識した上で日々の生活(特にリアル・ビジネスに戻ってすぐの時期など)を意識してみると、ビジネス・パフォーマンスは大きく違ったものになると考えています。

ご参考になりましたら幸いです。

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2008年2月 2日 (土)

中国の食品問題についてヘッドハンターはこう思う

 中国製食品問題が熱くなっています。 私は昨年から明らかに中国製の食品と分かるものの購入は控えるようになりました。 これからはさらに、パッケージの裏までしっかり確認して選別しなければならない手間が増えたと感じています。

 ことの真相はいまだ不明ですが、ヘッドハンターの視点からみた場合、食品問題よりも企業の経営・運営手法にムムッとなるものを感じました。

 私が、「ちょっとおかしいんじゃない?」と感じたのは、日本を代表する大手企業が、商品である食品の製造工程に関わる業務に一切手をつけていないままで、堂々と自社ブランドとして売り出している点です。 食品会社として立派な「看板」をつけて売り出しているにも関わらず、食品の製造に関わっていない、という事実に唖然としました。

 商品を買って売る、ということであれば食品会社である必要もなく、極論すれば弊社でもできます。 確かに、「売り方にノウハウがある」と言われれば一理ありますが、それだけで納得感が得られるわけではありません。 今回の事件を受け、商社の方がすぐに現地に飛んで行きましたが、食品メーカーの方が現地に行った、という話は現時点では聞いていません。 「商社から買ったから、我々(食品会社)には関係がない」とでも思っているのでしょうか?

 今回の事件で食品会社が、企業の競争力の源泉であるはずの、「食品を作る」ということを何もしていない、ということが明らかになりました。 ここまでひどい状況になっていることに正直かなりびっくりしました。 いったい何屋のつもりなのでしょうか? 

 みなさんも、「ホントに食品会社ってヒドイことしてたんだね。 その会社の主業務である、企業の競争力の源泉である食品を作るってことをしてないんだから、、、」とご理解いただけたと思います。 

 しかし、私がより危惧していることは、多くの企業が本来その企業の競争力の源泉である主業務への打ち込み方が甘い企業がかなり多い、そして増えてきているのでは、と感じている点です。 なにも今回のケースのように、主業務を丸投げ、という事例は食品業界に限った話ではなく、多くの業界に同じようなケースを見つけることは容易です。

 ビジネスマンとして気をつけておかなければならないのは、企業の競争力の源泉である業務にどれだけ打ち込めているかが、中・長期的な企業の盛衰に大きな影響を与える、ということです。 もっと具体的に言えば、企業の競争力の源泉の業務に打ち込めていない企業は、近いうちに消える、ということです。 サラリーマンとして働くなら、勤務先がどれだけ主業務に打ち込んでいるかは要チェックしておくべき事項だと考えています。 もし、打ち込んでなかったとしたら、早速、脱出プランを計画すべきだと思います。 

 最近、あらゆる業界で一昔前ではありえないような失態が頻発しています。 いろいろな理由があると思いますが、企業の競争力の源泉であるはずの主業務を疎かにしている、ということも大きな影響を与えているのでは、と私は推測しています。 

 みなさんの勤務先の状況はいかがでしょうか? 企業のコア・コンピタンスをしっかりと踏まえた経営がされていますでしょうか? もし、されてなかったとしたら、「それ、おかしいんじゃない?」と声を上げるか、脱出プランを練ったほうがよいと思います。

 ご参考になりましたら幸いです。 

 

 

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