« 2007年11月 | トップページ | 2008年1月 »

2007年12月

2007年12月21日 (金)

「戦略を立てる」よりも、より重要なのは、

 今回のタイトルはちょっと意味深げにしまして、本文に引き込む作戦にしてみました。 さて、今回のお伝えしたい点は、「戦略を立てることも重要だが、より重要なのは実行することである」ということです。

なまじ最近は「勉強するブーム」がきているようで、「分析をする」、「戦略を立てる」ことがうまくなった方は増えてきているように感じています。 弊社内でもロジカル・シンキング&トーク、MECEで考える、「可視化」などには日々磨きをかけるようにしています。 

 キャリアを華麗に重ねてきてらっしゃる方のお話を聞くほど、戦略を精緻に組み立てるよりも実行の比重が高いことに気づかされます。 無意識にそういう行動スタイルになっている方もいますし、明確にそのことを意識されてらっしゃる方もいます。 意識されてらっしゃる方の中でも、そもそも戦略よりも実行を重視している方もいますし、逆に実行よりも戦略を考えてる方が実は好きで、実行が伴わない弱みをご存知であり、意識して実行するように心がけてらっしゃる方もいます。 

 

「それでどうしたいの?」というアクション・プランなき戦略は無価値に等しいのではないかと考えています。 逆に強烈な実行力は、たとえ弱い戦略であっても、それを補うだけのパワーと秘めていると感じています。

 

 ビジネスマンとしての業務の中でも、自分自身の人生プランの中でも、みなさんの「戦略と実行のバランス」はいかがでしょうか? 以外に、実行の部分が弱いのではないでしょうか?

今一度、振り返ってみることをお勧めします。

P.S.

今回のブログで2007年は最後になります。このブログですが週に1回のペースで出すことは死守できました。ネタ帳は日々増えてきております。

1年を振り返ってみると年始には想定していなかった世界になっているかと思います。 きっと2008年も振り返ると想像しえない環境になっていると思います。 環境がどのように変化しようとも、力強く生き抜いてきましょう!

来年もよろしくお願い申上げます。  

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2007年12月20日 (木)

「現場感覚」を常にもっておくべし

 今回のタイトル「現場感覚を常にもっておくべし」ですが、伝えたい内容もズバリそのものになります。

 ただ、それだけでは面白くないので、なぜ、このタイトルにしたかと申しますと、スカウトの現場で実際に年収アップ、ポジションアップ、職権の広がりを果たされる方の傾向をみてみると、この「現場感覚」に長けてらっしゃる方が非常に多い、ということに気づくからです。

 エグゼクティブになればなるほど、管理職で上がっていけばいくほど、実際のところ「現場」からはドンドン離れやすくなります。 多くの人は、「現場」から離れることによって、偉くなったと油断し現場から離れやすくなります。 しかし、ヘッドハンターの立場としてもクライアントの立場からしても、この「現場感覚」の有無はビジネスマンとしての価値に大きな影響を与えていると考えています。 

 最も悪い例で言えば、「あなたの強みは何ですか?」との質問に、「マネジメント・スキルです。以上。」ですと、非常に弱い、ということになります。 何がしか具体的な事例なりが準備せずともどんどん出てくるようでなければ、「現場みてないな」という判断になります。

 また、弊社がクライアントから頂くリクエストの中に、「こういうエグゼクティブを頼む。 くれぐれも口先だけとか、管理してるだけ、みたいな人はアウトですよ」とワザワザ念を押されています。 

 そもそも管理職というのは、いつクビが飛んでもおかしくない、とう緊張感をもって仕事に取り組むべきなので、逆に常にどこにでもいけるビジネスマンとしての戦闘能力は維持しておくべき必要があるとも考えています。話はそれますが、日本企業の弱みのひとつにマネジメント能力のない管理職のクビを替えにくい、という要因があるのではと感じています。 現場が一番リスクをしょって動いており、上に上がるほどシェルターが厚くなる、という傾向があるのではないでしょうか。 本来あるべき論は、上に上がれば上がるほどリスクが高い、という状況かと考えております。 外資の場合、よい、悪いの判断は分かれますが、信賞必罰はかなりはっきりしており、上司と部下が入れ替わる、という例も少なくありません。 

 あなたは、「現場感覚」をもってビジネスに取り組んでいるでしょうか? フロント、ミドル、バック関係なく、「現場感覚」は非常に重要です。 今一度、振り返ってみることをお勧めします。  

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年12月16日 (日)

ヘッドハンターの年間多忙度について

 今年も残すところあとわずかになりました。 そこで今回はヘッドハンターの平均的な年間多忙度についてお話したいと思います。 この「多忙度」から、個人としてどのようなスケジュール感で転職活動するかの参考になれば幸いです。

 では、まいります。

「最も忙しい時期」

①11月から12月初旬

②6月から7月上旬まで

やはり、一番忙しいのは年末押し迫った時期になります。 外資系企業の多くは12月が決算月になっているケースが多いため、新年度から新しい体制でスタートを切りたい、という意向も大きく影響を与えていると思います。 また、踏ん切りがつくポイントはボーナスの支給です。 ここで悩ましいのが、ボーナス支給日と、退職の意向を切り出すタイミングです。 冷静な見極めが必要です。 ヘッドハンターからのアドバイスとしては、「目先の利益よりも中・長期的な利益を優先すべし」というものがあります。 数百万のボーナスを捨てる覚悟も時には必要です。

 また、候補者の立場になれば、上記の期間は多忙を極める時期のため、この時期よりも若干早いタイミングでキャリアの検討を始めるのが有効かと思います。 多くの人がボーナス支給のタイミングで転職を考えはじめる傾向があるため、そういった集団から一歩先んじる行動は転職活動を有利に進めるポイントかとも考えています。

「余裕のある時期」

①1月

②7月中旬から8月

 最も余裕のある時期は1月です。 この時期は弊社では新年のご挨拶を兼ね、企業周りに注力しています。 ここでのお打ち合わせによって年内のBig Positionのアタリをつけておきます。 候補者の立場としては、この時期はヘッドハンターは日程調整しやすい時期ですので、ゆっくりお打ち合わせできるチャンスといえます。

 また、7~8月は夏休みの影響を強く受けます。最近はビジネスマンの夏休みの取得時期がバラバラになってきているため、7月の第1週あたりから選考のスピードが一気に落ちてきます。 日本の担当者が休みだと思ったら、次は海外の上司が休み、そうこうしてたら本人が休み、みたいな状況になります。 転職はご縁・タイミングが大きな影響を与えます。 テンポよく選考進めた方がよいという鉄則がありますので、7月初旬にはオファーが出るような活動計画がベストだと思っています。

 よくある質問で「3月~4月が忙しいのですか?」と聞かれますが、そういった傾向は見られません。 おそらく新卒の4月入社をイメージされているのかもしれませんが、キャリア採用では大きな影響はありません。 しかしながら、この時期のアドバイスとしては、ゴールデン・ウィークに入る前にはオファーレターをゲットしておいたほうがよい、というのは経験的にあります。 実際、選考がゴールデン・ウィークをはさんだ場合のオファーが出る率は低いと感じています。 やはり、モチベーション、テンションの維持が選考には非常に重要であるのでは、と分析しています。

 皆様のキャリアの考える参考になりましたら幸いです。

P.S.

このブログを初めて訪れる方の数も上記のスケジュール感とほぼ同じ傾向を示しています。

 

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年12月 8日 (土)

弊社実績(40歳以上の方々の平均年収)から考えるキャリア・プランについて

 弊社は7月決算の会社のため、上半期の期間は07年8月から08年1月になります。 年末ということもあり経営数字の取りまとめをゆるく実施している中で興味深い数字が出てきました。 

 弊社はビジネスの特性上、決定者の9割以上の方が30歳以上となっています。 そういった傾向の中で、40歳以上の決定者の平均年収を計算してみると、その数字は約2200万円となりました。 念のため追記しますと、この数字は固定年収部分ですので、この数字にプラス30%、それ以上のボーナース、インセンティブその他が支給されますので、実際の想定年収としては相当の数字になります。また、40歳以上の方の平均年齢は40歳前半、とだけお伝えします。

 なにも高い年収とポジションを得ることが人生最大の目標です、と考えてもいませんが、ビジネスマンとして活躍しているならば、できるだけ「上」は狙ってみたいものです。 

 この、「40歳前半で年収2000万オーバー」ですが、実際に達成するにはどうしたらいいのでしょうか? 業界、業種、職種によってそのベストな方法はいろいろとありそうですが、基本的な路線としては、「年齢を重ねるごとに着実に年収を上げていく」ということかと考えています。 経験的に、転職の際の年収アップ率としては、20%~30%は狙っていかないと、「40歳前半で2000万オーバー」は厳しいかと思います。いきなり、年収が1.5倍以上になるということは相当ミラクルが起きない限り、ありえません。 逆にあった場合は、相当、自身を投資する(その会社で働いていた)判断が過去に間違っていた、ということになります。 

 世の中には「管理職になると総年収が下がる(もしくはその可能性が大)」、「上位5%の社員が昇給し、その最大昇給率はMAX5%」 という会社が多くあります。 実際の社員の給与施策を現実的に考えた場合はこういった形態になりがちですが、このペースで歳を重ねていけば、到底、「40歳前半で2000万オーバー」は狙えないでしょう。 積極的に「年収を上げていくプラン」が必須と考えています。 

 現実問題として、いきなり年収が1.5倍以上になったり、びっくりするような素敵なオファーが訪れることはありません。 「年収を上げるためにはどのような方法がありうるのか」といった選択肢を常に考えておかなければ、着実な年収アップは狙えないでしょう。 

 ご自身の計画から逆算して、今、何ができるのかを真剣に考える契機になれば幸いです。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2007年12月 1日 (土)

採用基準は高めになりがち?

 結論から言えば、あらゆるポジションの採用基準は高めになりがちと言えます。 そのため、十分にスキル・能力・経験が十分であると思ったとしても、結果としてオファーレターが出ない、ということは珍しいことではありません。

 その理由はいくつかありますが、その最もたるものが、採用候補者には現在いる社員の平均的なレベル以上のものを期待しているから、と考えています。 そもそも「採用ニーズがある」ということは、現有勢力に満足していないため追加の人的パワーが必要と感じているか、もっと大きく事業を拡大させたいという考えが背景にあるからです。 私も、「この方なら間違いないだろう」と思った方が、オファレターをゲットできないことがたまにあります。 そのときはクライアントに「今回の候補者のような方が御社にいるのでしょうか?」もしくは、「御社の社員と比べて能力的にも劣っているとはなかなか思えないのですが、、、。」と言いたくなりますが、ここはグッとこらえるようにしています。 相当、気心が知れた関係であればしっかりとお伝えしますが、その際の採用側の返答は「おっしゃるとおりだが、やはり、それ以上を求めてしまう」というものです。

 現実的には、よい会社であればあるほど、「採用基準は高くなりがち」です。 1ビジネスマンとしては常に自身のパフォーマンスを高める努力が必須と言えます。 厳しい世の中ですが、がんばりましょう。 

 ご参考になりましたら幸いです。 

 

  

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2007年11月 | トップページ | 2008年1月 »