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2007年1月

2007年1月29日 (月)

同属経営について

 同属経営について語ってみたい。 結論から言うと、同属経営そのものは否定しないが、そこで行われる経営スタイルに違和感を感じたなら働く場所は替えた方がいいと考えています。

 最近の不二家の不祥事に関して、信じられないような業務オペレーションが次々と発覚している。 不祥事のケースで典型的なものは経営陣主導で引き起こすもの(典型例としては山一證券の倒産。特に最後に社長が発した「社員は悪くないんです」のコメントはその象徴といえる)が多いが、不二家の事例で怖いのが、業務オペレーションが完全に仕事をする者としてのプライド、倫理観、使命感なく行われていた点です。

 人はそもそも自分の仕事のパフォーマンスは常に向上させたいという欲求を持っているはずです。(少なくともそう信じたいです) 不二家のケースでは完全に現場の倫理観が欠如していたわけで、その大きな原因の一つは創業以来続く同属経営の負の部分が大きいだろう。 こんなにこってりとした同属経営を今の時代にも継続していたことすら驚きです。

 あくまで私見ではありますが、下記が同属経営の負の部分だと考えています。 あなたの勤務先が当てはまる場合には、その会社で働くということを少々、考えてみることを強くお勧めします。 あなた自身のバリューも低下してしまいます。

○正しいと考えていることが、オープンに発言できない雰囲気。

○現場の声が経営陣まで届かない。 また、届いても何も変らない。

○仕事のパフォーマンスよりも、ウエットな人間関係の方が昇進に大きな影響を与える。

○イエスマンばかりが出世し、耳の痛いことをいう社員が疎んじられる雰囲気。現実がある。

○組織としての意思決定が遅い。 何も変らない雰囲気。

○自身で考えて、経営層のビジョン・方針に理解・共感・納得できない。

 同属経営にて立派にビジネスを展開している会社もあるのに、不二家のケースは本当に最低といえよう。 特に同属経営の場合は、ネガティブ情報が上に上がりづらい性質になるので、経営陣は最大限の配慮・対策を不断に実施する必要があろう。 何も対策をとらなければ自然とまったくネガティブ情報の上がらない体質が感性してしまうのです。 逆に同属経営でない企業であっても、上記の点に当てはまる場合は、働き方を考えてみる必要があることは言うまでもないと考えています。

 あなたの会社の経営スタイルは十分に自身で納得できる状況であろうか。 今一度、考えてみることをお勧めします。

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2007年1月21日 (日)

ビジネスマンの情報収集について、日経新聞を読もう。

 結論を先に申し上げますと、「日経新聞を読もう」ということです。 念のため断っておきますが私は日経新聞の関係者でもなく、なんらかのキャンペーンにも一切関わっていません。 できるビジネスマンの方にとっては当たり前すぎて、「何をいまさら」感があるかと思いますが、仕事柄さまざまなビジネスマンと話をしていると、「この人は日経新聞すら読んでないな」と感じる方が最近増えてきていることに危機感を覚え、敢えてこの欄で触れることにいたしました。 

 なぜ、日経新聞なのか、その理由は情報の網羅性にあります。 世の中で何が起こっているのかが、特にビジネスマンにとって必要な情報がコンパクトにまとめられています。 この、「一通り、世の中の動きはチェックしておく」ということが非常に重要なのです。

 最近はインターネットの発達によって、自分に必要な情報だけを取得している方が増えているような印象を受けます。 自分が知りたい情報だけ知っている、というだけでは大きなビジネス・フィールドにトライする際にはビジネスマンの能力としては弱いといわざるをえません。 「YahooのNewsをチェックしているから大丈夫」ではまったくビジネスマンとしは論外だと私は考えています。

 我々もさまざまなスカウト案件のご案内を候補者にする際に、「こういう企業のこういったポジションなのですが、いかがでしょうか?」とお伝えした時に、まったく世の中の動きをウォッチしていない方は、その企業・ポジションを理解するたけでも時間がかかりますし、そのポジションのバリューも分からなかったりする。 逆に日経新聞をちゃんと読みこんでいる方であれば、まったく初めての情報に対してもこちらから小さな情報を軽くインプットするたけで「あぁ、そういうことね」とあっという間にビジネス・コミュニケーションができます。 最近では能力の高い方であれば業界の壁を越えての転進もまったくアリの時代になってきているので、「幅広く世の中をウォッチしておく」という努力は必須の時代になってきたと考えています。

 また、経験的にもかなり優秀な営業マンの場合、相当程度、日経新聞を読み込んでいる方がほとんどです。 日々の情報収集によりクライアントの業界動向を探り、また、あらたな見込み客を虎視耽々と狙っているのでしょう。 逆に「ダメな」営業マンの場合は、まったくそういった情報収集を行っていないのでマーケットのことも分からず、どこにチャンスがあるのかも分からないので勝てる勝負も勝てないでしょう。

 おそらく社会人になった時には、「新聞はちゃんと読めよ」と上司に言われていたはずです。 もし、なんらかの都合で新聞の購読をやめてしまった方は、即刻、購読を再開することを強くお勧めします。 数年読みこむことから得られるさまざまなビジネス・ナレッジは必ずや数倍の投資リターンとなって返ってくると私は確信しています。

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2007年1月10日 (水)

ホワイトカラー・エグゼンプションについて 

 「ホワイトカラー・エグゼンプション」という制度が議論されている。 この制度はざっくりといえば、特定の職種・所得者を対象に労働基準法で定められている1日8時間、週40時間の労働時間規制を適用しないというものだ。 現在は職種・年収について調整が図れているようです。

 あらっぽい感想を言えば、「なにを今さらそんなことを言っているのか」というものです。 既に競争力のある企業の実態は、「ホワイトカラー・エグゼンプション」状態といえます。 法制度が経済実態を反映するのに多少のタイムラグがある、という観点にたてば、この動きも納得できます。

 労働者の権利について細かく言及するつもりは全くないのですが、これからは成果・パフォーマンスで評価される時代になってきているといえます。 「何時間オフィスに座っているか」はもはやナンセンスといえるでしょう。 もし、あなたの勤務先が「何時間オフィスに座っているか」を重要視している会社であるなら、一度、働き方を考えてみることをお勧めします。

 別の見方をすれば、仕事のできる人の多くの発想は、「何時間働かなければならないのですか?」、ではなく、「どれだけ仕事をさせてもらえるのですが?」というものです。 仕事を受身でとらえるのか、能動的にとらえるのかでは、アウトプットされるパフォーマンスは天と地ほどの差があるでしょう。 残業代を気にしながらせこく生きていこうとすれば、結果として雇用の確保すら危ういと思います。

 私見としては 今後どのような法改正となろうとも、仕事のできる人のビジネス・スタイルは全く変らないと考えています。 仕事のできる人の多くは、「仕事をしろ」と言われるより、「仕事をするな」と言われる方が堪えるようなマインドをもっています。   私が今回の法改正がいかようになろうとも楽観視している理由のひとつに、雇用環境においても「神の見えざる手」が働く、ということがあります。あくどく社員をコキ使う会社からは社員は去り、納得感をもって働ける環境には人は自ずと集まります。 また、もしも激しい職場環境で不運にもパフォーマンスが上がらなかったなら、会社を替えれるか、自分にあった働き方を模索すればいいだけの話です。 今の会社に留まることが唯一無二の選択肢ではないからです。 今後は自身のライフスタイル構築のために、自分にあった会社(働く環境)を積極的に選択していくスタイルもアリかとも考えています。 実際にとういったケースは増えてきています。

 「ホワイトカラー・エグゼンプション」に対する捉え方には、仕事を受身で考えるか、能動的に考えるか、という仕事に対する視点の違いが大きな影響を与えていると考えています。 あなたはどちらの側でしょうか? 「仕事」をどうとらえるのか考える契機になればとも思っています。

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2007年1月 6日 (土)

常に上司・同僚の期待を裏切っていますか?

 あなたは常に、仕事の実績や成果に対して周囲の「期待を裏切って」いるだろうか? 

 少々、センセーショナルな書き出しからはじめてみましたが、この言葉の真意は、上司、同僚らからのあなたの仕事の実績・成果に対する期待値を大きく上回るパフォーマンスを日々上げているか、ということです。

 往々にして、「私はこんなにがんばっているのに、認められない、、、。」と嘆いている方の多くが、求められている期待値程度のパフォーマンスしかあげていないというケースが多い。 あなたを評価する方からみた場合、期待値程度のパフォーマンスを上げるのは当たり前のことで、それ以上、心が揺さぶられるような「感動」はないといえます。 逆に、常に期待値を上回るパフォーマンスを上げている部下がいると素直に感動するでしょうし、「この部下のために昇進・昇格のプランを考えないといけないな」と考えずにはいられないでしょう。

 あなたの仕事のパフォーマンスは、あなたを評価する人の期待値を常に上回り続けているだろうか? この視点を持っているかいないかで、ビジネスマンとしてのパフォーマンス、昇進スピードは大きく異なってくると考えています。 実際に既に要職に就かれている方のお話を聞くと、そういったご出来事に事欠きません。

 また、冷静にかつ客観的に考えて、数年程度、常に会社・上司からの期待値を超えるパフォーマンスを上げているにも関わらず、全く昇進・昇格の話が出ない会社の場合は、早々に働く場を変えることを強くお勧めします。 最悪の場合、燃え尽き症候群に陥ってしまう場合もありますし、そのモチベーションと努力を惜しまないビジネスマンなら、きっとよりよいビジネス環境があると考えています。

 あなたは常に仕事のパフォーマンスにおいて、周囲の期待を裏切っているだろうか? 常にこの感覚を自問されることをお勧めします。 また、直接、あなたを評価している方に聞いてみるのもよい方法です。 是非、お試しすることをお勧めします。

 

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